内容説明
映画の中にいるように、心躍る場所へ。米国で国際線CAとして活躍した著者が軽快な筆致で綴る珠玉の旅エッセイ。若き日のロマンス、気ままな一人旅、成長した娘との女子旅…。60年代から現在まで、時代やライフステージが変わっても足を運び続けるイタリアの魅力とは。
目次
ローマの流行作家―自信家たちのエピソード
イタリアと私の出会い―ハワイからニューヨークへ
60年代のイタリア―地上の楽園サンレモ
世界遺産の斜塔に登る―ピサ
幸運にも『最後の晩餐』を観賞―ミラノあれこれ
最高級ホテル“ダニエリ”に泊まる―ヴェネツィア
青春の思い出をたどる―恋の街ヴェローナ
年末年始をイタリアで―ローマからプーリア州へ
一人旅のだいご味―ペルージャ二回目の旅
巡礼者と観光客で賑わう高台の街―アッシジ
素朴で誠実なホテルのオーナー―北イタリアのマントヴァで
トスカーナ州の旅―モンテカティーニ・テルメを訪ねて
イタリア統一まで独立を保ちえた都市―ルッカ
古代と現代が混在した郷愁の街並み―妖精に由来するアマルフィ海岸
浮かれすぎてまさかのアクシデント?!―ローマの休日
ゆううつな気分に救いの王子?―トリノの休日
スローフーズの本場で―チンクエ・テッレの断章
豊かな個性とストーリーに出会う島―シチリア
食べて・祈って・愛して―恋とイタリア旅行
著者等紹介
高橋文子[タカハシフミコ]
中央大学法学部卒業後、パンアメリカン航空に入社。アメリカに在住して国際線の客室乗務員を続ける。1974年にコロンビア大学大学院修士課程を修了する。16年間世界の空を飛び続けて、1985年にパンナムを退社。日本に帰国後は旅行雑誌や新聞などに取材記事を連載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。