内容説明
昔は“お医者さま”ではなかった!?賎しい職人から現代医療のスーパースターへ。外科がその地位を確立するまでには、数々の苦難と挑戦があった。太古からの歴史をひとつひとつ辿れば、偉大な革命家たちの足跡が見えてくる―。
目次
外科医は「医師」ではなかった
医学医療の暗黒時代
ルネサンスの光の中で
軍医たちの活躍
近世外科の開拓者パレ
近世医学の発展
科学の発展とともに
痛みとの闘い
全身麻酔の発見への歩み
全身麻酔公開実験の大成功
安全な全身麻酔を求めて
局所麻酔の発見
目に見えない病毒
「消毒」の発見
「消毒」から「滅菌」へ
化学療法の登場
外科の夜明け
近代外科医療の発展
著者等紹介
笠原浩[カサハラヒロシ]
1937年群馬県生まれ。東京医科歯科大学歯学部卒業。代々木病院歯科口腔外科医長を経て、松本歯科大学小児歯科学講座助教授、同障害者歯科学講座教授、同病院長、ロンドン大学(UCL)客員教授、長野県医療審議会会長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。