出版社内容情報
ハイリスクの仕組み商品で高収益を上げるあかつき銀行。液晶ディスプレイ用のバックライトの成功でのし上がった城西ホールディングス。両社の怪しげな錬金術を見抜いたウォール街のカラ売り専業ファンドが株価下落を目論む告発レポートで宣戦布告。金融ジャングルの息詰まる攻防の勝者は果たして……? 「地銀の狼」「ミスター液晶」の二編収録。
【目次】
内容説明
ハイリスクの仕組み商品で高収益を上げるあかつき銀行。液晶ディスプレイ用のバックライトの成功でのし上がった城西ホールディングス。両社の怪しげな錬金術を見抜いたウォール街のカラ売り専業ファンドが株価下落を目論む告発レポートで宣戦布告。金融ジャングルの息詰まる攻防の勝者は果たして…?「地銀の狼」「ミスター液晶」の二編収録。
著者等紹介
黒木亮[クロキリョウ]
1957年北海道生まれ。早稲田大学法学部卒、カイロ・アメリカン大学大学院修士(中東研究科)。都市銀行、証券会社、総合商社勤務をへて、2000年、国際協調融資を巡る攻防を描いた『トップ・レフト』で作家デビュー。大学時代は箱根駅伝に二度出場し、二〇キロで道路北海道記録を塗り替えた。1988年からロンドン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
90
これも黒木さんの最新刊の文庫ですが、単行本で読んだのに再度購入してしまいました。ただ内容が楽しくて確認しながら読みました。2つの長編ですが、液晶ディスプレイ用のバックライトの成功での企業が世の中の流れについていけない話がありますが、それよりもやはりかぼちゃの馬車事件で有名になった金融機関のほうが楽しめました。それに空売りファンドを絡ませて物語に仕上げています。金融庁長官がその金融機関のモデルをほめたために検査も手抜きとなり最後には破綻寸前までいったということです。2026/07/20
プリットのり
3
2つの物語からなる本書。とくに「地銀の狼」が面白い。スルガ銀行の不正融資をモデルにしている。このような金融機関の内側を知ることで我々のマネーリテラシーを高める必要があると思う。要は銀行のいう通りに内容の理解できない金融商品を購入するのはやめましょうという教訓。 スルガ銀行の不正融資事件は下記を参照。 https://news.yahoo.co.jp/articles/9a3c56a4a8dd439ecc685506435345e52c3c98672026/08/01
ジョルジョ
2
企業の内情をえぐる、面白い展開。それにしても、銀行のやり方は、酷いの一言に尽きる。企業としての銀行の存在意義を問いたい。また、液晶の話では、世の中の変化に順応して、ビジネスを展開しないと、先はないと思う。2026/08/02
野池直樹
2
カラ売り屋シリーズは毎作楽しみにしてました 毎度どのような策を用いて企業の膿あぶり出し再生させていくのかワクワクして今回も爽快に読めました2026/07/26
よし
2
ウマイ話には必ず裏があると思ってても、最新の金融工学は巧妙かつ複雑過ぎて、理解すら出来ずにいる。 このシリーズは、まだ分かりやすく書かれているのと、強欲より正義が優先されているので、読後感がいい。2026/07/20




