出版社内容情報
忌み嫌うヤクザの桑原に代打ちを頼まれ、建設コンサルタントの二宮が挑んだ賭け麻雀。大勝に喜ぶも実態は奈良県警交通部幹部をもてなす東西急便による接待麻雀だった。警察ともたれあう、この大手運送会社の巨額の裏金にシノギの匂いを嗅ぎつける桑原。彼に唆されて二宮も闇の金脈に近づく……。大ベストセラー「疫病神」シリーズ、屈指の傑作。
内容説明
忌み嫌うヤクザの桑原に代打ちを頼まれ、建設コンサルタントの二宮が挑んだ賭け麻雀。大勝に喜ぶも実態は奈良県警交通部幹部をもてなす東西急便による接待麻雀だった。警察ともたれあう、この大手運送会社の巨額の裏金にシノギの匂いを嗅ぎつける桑原。彼に唆されて二宮も闇の金脈に近づく…。大ベストセラー「疫病神」シリーズ、屈指の傑作。
著者等紹介
黒川博行[クロカワヒロユキ]
1949年愛媛県生まれ。京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業。83年「二度のお別れ」でサントリーミステリー大賞佳作を受賞。86年「キャッツアイころがった」でサントリーミステリー大賞を、96年「カウント・プラン」で日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を、2014年「破門」で直木賞を、20年、日本ミステリー文学大賞を、24年「悪逆」で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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