幻冬舎文庫<br> ムスコ物語

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幻冬舎文庫
ムスコ物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784344433830
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

十七でイタリアに移住、未婚で出産、育児をしながら漫画家デビュー、イタリア人と結婚し世界を拠点に生きるヤマザキマリ。けれど、そんな規格外な母の息子として生まれたデルスは〝世界転校?を繰り返し、繊細な子供心は縦横無尽にかき乱されて ――。母である前に一人の人間、家族でも、各々一人の人間であれ!「地球の子供」を育てる人間讃歌エッセイ。

内容説明

十七でイタリアに移住、未婚で出産、育児をしながら漫画家デビュー、イタリア人と結婚し世界を拠点に生きるヤマザキマリ。けれど、そんな規格外な母の息子として生まれたデルスは“世界転校”を繰り返し、繊細な子供心は縦横無尽にかき乱されて―。母である前に一人の人間、家族でも、各々一人の人間であれ!「地球の子供」を育てる人間讃歌エッセイ。

目次

第1話 ハワイからの電話
第2話 おかえりデルス
第3話 ナシーブとデルス
第4話 イルカと少年
第5話 キューバの赤ちゃん
第6話 ババとチェロ
第7話 新しい家族(前編)
第8話 新しい家族(後編)
第9話 沖縄生まれ北海道育ち
第10話 エリート校か現地校か
第11話 トムに会いたい!
第12話 家族のカタチ
第13話 デルスの旅
第14話 親離れ子離れの距離感
第15話 母の木登り
第16話 息子の看病
第17話 ラーメンかタコかお坊さんか
第18話 思い通りにはならない
最終話 地球の子供

著者等紹介

ヤマザキマリ[ヤマザキマリ]
漫画家・文筆家。東京都生まれ。84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。比較文学研究者のイタリア人との結婚を機に、エジプト、シリア、ポルトガル、アメリカなどの国々に暮らす。2010年に『テルマエ・ロマエ』で第三回マンガ大賞、第十四回手塚治虫文化賞短編賞受賞。15年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。17年にイタリア共和国星勲章コメンダトーレ受賞。21年に第一回兼高かおる賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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yumiha

37
『Blank Page』(内田也哉子)での対談相手だったヤマザキマリの「私は今地球と連動している」の言葉に心惹かれ、市立図書館で検索したらHitした本書。726という十進分類から、てっきりマンガだと思い込んでいたら、ちゃいますがな、エッセイやんか。かなり強引な?ヤマザキマリの引越(イタリア、北海道、シリア、ポルトガル、アメリカなど)に振り回された息子デルス君の、出生から現在までの日々の暮らしが綴られていた。その土地ごとの様々な言語や文化、価値観などに触れてデルス君は、ほんまにグローバルな青年に育っていく。2025/07/17

たるき( ´ ▽ ` )ノ

36
すっごいなあ。自分の枠に息子を閉じ込めてはいけない、と改めて強く感じた。自由に羽ばたいてほしいし、それを応援できる母でいたい。2025/07/11

Y.yamabuki

20
前半の幾話かが、暖かく心に沁みる。特に三話目のシリアの運転手さん。ニコニコして息子のデルスを見守るおじさん実際の話だと思うと胸が詰まり、シリアで遺跡巡りが出来る時代があったのだと沁みと思う。親に付き合い彼自身も色々な体験をしている。デルスがいたずらされたのを本気で怒る山崎さんも、ここは他の母親と同じと可笑しくなる。息子のことを小さい時から一人の人として扱う姿は、他者に対する接し方にも通じる。自分の価値観を押し付けないこと。全ての人は何よりこの地球に受け入れられ、祝福されている。解説のこの言葉も素晴らしい。2024/10/21

rokoroko

19
ヤマザキマリさんの息子の話をヤマザキマリさん視点で書いている。転勤族どころじゃない破天荒の人生。国をまたいで引っ越し!とかついて行くのは大変だろう。その国その国で言葉もわからず適応していくのもしんどいだろうに。でもそんな心配❔もよそに立派に育っているのは凄い。これからどんな人生歩むんだろう?とお祖母ちゃん目線でおもうの。頑張ってね2024/07/11

うなぎ

12
イタリアで出産し、北海道からシリア、イタリア、ポルトガル、アメリカへ世界的引越し生活をしてたヤマザキマリの息子デルスさんはどんな感じだったのかを語るエッセイ。子供の頃から悟りを得た僧侶のような落ち着いたデルスさんだったけど、巻末の彼が書いた彼視点の話を読んだら、ちょっと作者の自己満足走っちゃってるんだなぁとしょっぱくなった。デルスさんが面白いキャラだから、彼がいつかエッセイを書いたら是非読んでみたい。2024/06/23

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