出版社内容情報
人気絶頂のさなかで逝った天才ギタリストの「伝説の死」。コカイン所持で逮捕された男の暴露によって、十九年ぶりに、その死の真相を二人の刑事が再捜査することとなった。事故死か殺人か ――被疑者に浮上したのは、同じバンドの元メンバーで今はソロでブレイクしている木宮保だった。音、絆、女、薬……狂騒の旋律に?き消された慟哭の真実とは?
内容説明
人気絶頂のさなかで逝った天才ギタリストの「伝説の死」。コカイン所持で逮捕された男の暴露によって、十九年ぶりに、その死の真相を二人の刑事が再捜査することとなった。事故死か殺人か―被疑者に浮上したのは、同じバンドの元メンバーで今はソロでブレイクしている木宮保だった。音、絆、女、薬…狂騒の旋律に掻き消された慟哭の真実とは?
著者等紹介
本城雅人[ホンジョウマサト]
1965年神奈川県生まれ。『ノーバディノウズ』が松本清張賞候補となり作家デビュー。2017年『ミッドナイト・ジャーナル』で吉川英治文学新人賞を受賞、18年『傍流の記者』が直木賞候補になり話題となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつし@
5
昨年末から…やっと読み終えた。 ずっと読んできた作者だからサクッと読み終えるはずが読めなかった。 音楽、ミュージシャン、バンド達の物語だった。ちょっと、いやかなり理解できない彼らの人間関係の織りなす物語に翻弄された。けれども途中で投げ出す気にはなれなかった。 作中で出てくる音楽(曲)の歌詞やメロディを作者はしっかり作って書いていると感じられたからだ…。2025/01/24
oooともろー
4
伝説のロックバンドに絡む殺人事件とその真相を追う捜査一課の刑事と沖縄県警の警察のコンビ。光と闇。哀しい真実。2025/03/24
君島 嵐士
3
バンドのメンバーを中心としてまわる作品。 内容が濃ゆい話だった。 難しい素材で始めの方は、少し物足りなくて正直めげていた。 でも、読んでいくと今の情勢に少し似ていた。 最後は面白く、気がつくと読了していた。2024/07/17
ひでまろ
1
★★☆2025/05/19
ちなシケ
1
⭐️⭐️⭐️⭐️2024/06/20