出版社内容情報
結婚と同時に子ネコと暮らし始めた夫婦。子宝に恵まれなくても、二匹が加わって幸せに歳を重ねるが、ネコたちとの別離は順番に訪れる。熟年離婚した男やもめと思いがけず拾ったイヌとの、ドタバタで温かい日々。七十歳で夫と死別した後、ネコを五匹も引き取ってしまった母に振り回される娘。ほか、「老いとペット」を明るく描く連作小説。
内容説明
結婚と同時に子ネコと暮らし始めた夫婦。子宝に恵まれなくても、二匹が加わって幸せに歳を重ねるが、ネコたちとの別離は順番に訪れる。熟年離婚した男やもめと思いがけず拾ったイヌとの、ドタバタで温かい日々。七十歳で夫と死別した後、ネコを五匹も引き取ってしまった母に振り回される娘。ほか、「老いとペット」を明るく描く連作小説。
著者等紹介
群ようこ[ムレヨウコ]
1954年東京都生まれ。日本大学藝術学部卒業。いくつかの仕事を経て本の雑誌社に入社し、84年『午前零時の玄米パン』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ぽろん
34
あー、本当に可愛いなあ。今回は、ワンちゃんも登場して犬派の私には嬉しかったです。みんな、最後までスクスクと仲良く暮らせますように。2024/04/13
読書好き・本屋好き堂
7
ネコと犬と暮らす人を描いた、ほっこりと温かな短編小説😊 読んでいると温かい気持ちになれる。 心を穏やかにしたい時にサクッと読めるお勧めな癒やし小説です🍀2024/03/03
ちーちゃん
4
☆4 とにかく、癒された。現実的には、飼うことにはたくさんの不都合もあると思うのですが、腹を見せる犬や猫さんたちのセリフというか、ト書きを見てるだけで、癒された。飼いたい。2024/03/06
mayu
3
ネコとイヌとの日常を描いた5つのお話。 動物と暮らしたことがなくて、 飼ったらこんな感じなのかな〜と楽しみながら読めた。 どうしてもネコとイヌの寿命はヒトより短い。 いつかは訪れるお別れが分かっていても、かけがえのない家族を見送るのは、とてもつらく胸が締めつけられる。 どの家族もネコやイヌと一緒に過ごすことで、 楽しく明るい暮らしになっていて、 動物たちは生活を彩り豊かにしてくれるんだろうなと伝わってきた。2024/03/24
yoko
2
ネコや犬の好きな人には読んでいるだけで笑みが浮かぶことでしょう。これからは子供を持たずに一方的な愛情を与える対象としてペットが増えるでしょうが、当人たちにはペットではなく子供なんでしょうね。ちなみに我が家にも可愛い犬がいます。2024/02/20