出版社内容情報
結婚と同時に子ネコと暮らし始めた夫婦。子宝に恵まれなくても、二匹が加わって幸せに歳を重ねるが、ネコたちとの別離は順番に訪れる。熟年離婚した男やもめと思いがけず拾ったイヌとの、ドタバタで温かい日々。七十歳で夫と死別した後、ネコを五匹も引き取ってしまった母に振り回される娘。ほか、「老いとペット」を明るく描く連作小説。
内容説明
結婚と同時に子ネコと暮らし始めた夫婦。子宝に恵まれなくても、二匹が加わって幸せに歳を重ねるが、ネコたちとの別離は順番に訪れる。熟年離婚した男やもめと思いがけず拾ったイヌとの、ドタバタで温かい日々。七十歳で夫と死別した後、ネコを五匹も引き取ってしまった母に振り回される娘。ほか、「老いとペット」を明るく描く連作小説。
著者等紹介
群ようこ[ムレヨウコ]
1954年東京都生まれ。日本大学藝術学部卒業。いくつかの仕事を経て本の雑誌社に入社し、84年『午前零時の玄米パン』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ミーママ
43
図書館の本📕 本当にネコが大好きなのがわかる話だった。 私もネコ派だけどイヌも良いな! でも、私も保護猫をお世話したいけど自分の年齢を考えると・・・ とりあえずは今家にいるネコ達と楽しく暮らすのが一番だね。 2025-122025/02/16
ぽろん
35
あー、本当に可愛いなあ。今回は、ワンちゃんも登場して犬派の私には嬉しかったです。みんな、最後までスクスクと仲良く暮らせますように。2024/04/13
れい
11
【図書館】動物が好きな人はきっと共感しながら読めると思う。私はいくら好きでも・・・という部分もあったけど。短編の集まりなので、気軽に読める。人生順風満帆とは言えないけれど、ペットに癒される人たちの生活の一部分を覗かせてもらった感じがした。孫よりも猫のほうが可愛いとは、言い分を聞いて成る程と納得する部分もあった。2024/08/03
きゃる
10
タイトルから重い話になるんじゃないかと思うでしょ、でも群さんなので、ひたすらネコ可愛い、たまに犬も可愛い、けど圧倒的なネコ愛で、ネコさえ幸せならどうでもいい、という本音がだだ漏れで。暗くもならない平和な世界。気楽に読めて、後になにも残らない。疲れている時に処方される本ですね。特にネコ好きさんへ2025/02/07
読書好き・本屋好き堂
9
ネコと犬と暮らす人を描いた、ほっこりと温かな短編小説😊 読んでいると温かい気持ちになれる。 心を穏やかにしたい時にサクッと読めるお勧めな癒やし小説です🍀2024/03/03