出版社内容情報
「縄紋時代、女は神であり男たちは種馬、奴隷でした」。校正者・興梠に届いた小説『縄紋黙示録』には先日貝塚で発見された人骨の秘密が隠されていた。やがて読み進めるうち身辺でも異変が起こり始めて……。烏、蛇、鳥居、鏡──数々の暗号が?がる時、破壊の神アラハバキが舞い降りる!過去現在未来が絡み合う、世界まるごと大どんでん返しミステリ。
内容説明
「縄紋時代、女は神であり男たちは種馬、奴隷でした」。校正者・興梠に届いた小説『縄紋黙示録』には先日貝塚で発見された人骨の秘密が隠されていた。やがて読み進めるうち身辺でも異変が起こり始めて…。烏、蛇、鳥居、鏡―数々の暗号が繋がる時、破壊の神アラハバキが舞い降りる!過去現在未来が絡み合う、世界まるごと大どんでん返しミステリ。
著者等紹介
真梨幸子[マリユキコ]
1964年宮崎県生まれ。多摩芸術学園映画科卒業。2005年「孤虫症」で第三十二回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
38
自費出版に持ち込まれた預言書。そして周りで起こる異常事態。2023/07/12
米太郎
28
・面白かったけどモヤモヤが残る作品でした。ちょっと入り込めなかったのかもしれない2023/12/18
Kana
17
大好きな真梨幸子さんの文庫最新作。楽しみにしていたけどあまりのページ数に怯みかけた。『縄紋黙示録』という自費出版の小説に関わった人たちの話。参考資料の数が凄くて驚いた。縄文時代の話が出てきて、学校ではたいして触れられなかった部分なだけに、へぇ。そうなんだ。と思いながら読んだ。いつもと少し違う感じがしたけど、最後の方の相変わらずの嫌な感じは健在で嬉しくなった(笑)。2023/05/27
Yuri
15
縄文時代に言及する自費出版の作中作。その校正をしながらのめり込んで行く展開が面白いです。もっと作中作が独りよがりでも良かったし、もっとドロドロしてても『真梨幸子』作品なら許されると思うのです。2023/12/21
うめきち
12
初読みの作家さん。知識がすごい。殺人事件とのからみが面白かった。2024/03/30
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