出版社内容情報
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内容説明
金属バットで両親を撲殺、女性8人を強姦して殺害、妻をチェーンソーでバラバラに切断、教え子をソープに沈めたのち殺害…。高度経済成長やバブル景気に浮かれた昭和後期に起きた、25の凄惨な事件。著者が長年蒐集してきた警察の内部資料を基に、犯行と捜査の内幕を詳らかにする。華やかな時代の陰ではおぞましい鬼畜が跋扈していた―。
目次
第1章 家族間殺人
第2章 痴情のもつれ
第3章 異常性欲者たち
第4章 カネ絡みの凶行
第5章 偽装工作を見破れ
第6章 執念の「証拠調べ」
第7章 昭和の鬼畜・大久保清事件
著者等紹介
小野一光[オノイッコウ]
1966年、福岡県生まれ。「戦場から風俗まで」をテーマに数々の殺人事件、アフガニスタン内戦、東日本大震災などを取材し、週刊誌や月刊誌を中心に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gtn
22
昭和の特異な殺人事件のあらましを、論考もなく淡々と並べたもの。大久保清事件以外、すべて仮名なのも惜しい。2022/12/04
澤水月
11
匿名はまだしも「匿地方名」はキツい。ジュリー似の熱血美術教師が女生徒を騙して…の事件はいまでも起きそう。2023/01/09
オールド・ボリシェビク
6
まさしくタイトル通り、昭和40~50年代に起きた凶悪事件を紹介していく。週刊誌連載コラムゆえなのか、それぞれの内容も薄くて、犯人や被害者、発生場所も仮名なので隔靴掻痒感が強い。犯人の凶悪性があぶり出されてこないのである。ちょいと残念な読書であった。2022/12/13
さなお
5
いまだに報道されたりネットで話題になったりするような大事件ではなくて、生活にごく身近なところで起こった事件ばかり載っててちょっと怖い 2023/03/12
もだんたいむす
4
取り調べで親族の話を持ち出して落としにかかる昭和って、素朴で朴訥な時代なんですね。2023/05/21
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