出版社内容情報
海釣りに出たまま夫が失踪し、その後、年の離れた資産家と再婚した塩崎早樹。彼の前妻も急逝しており、配偶者を喪った者同士、いたわり合う生活を送っていた。ある日、疎遠になっていた元義母から、息子を近所で見かけたと連絡が入る。実家の父親からも、自宅前に似た人が立っていたと聞かされた早樹は、次第に捉えようのない不安に苛まれていく。
内容説明
海釣りに出たまま夫が失踪し、その後、年の離れた資産家と再婚した塩崎早樹。彼の前妻も急逝しており、配偶者を喪った者同士、いたわり合う生活を送っていた。ある日、疎遠になっていた元義母から、息子を近所で見かけたと連絡が入る。実家の父親からも、自宅前に似た人が立っていたと聞かされた早樹は、次第に捉えようのない不安に苛まれていく。
著者等紹介
桐野夏生[キリノナツオ]
1951年生まれ。93年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。98年『OUT』で日本推理作家協会賞、99年『柔らかな頬』で直木賞を受賞。日本ペンクラブ会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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