出版社内容情報
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内容説明
突然始まった転落人生だった。金ナシ男ナシで人生の迷路にハマった痛女が、霊視、催眠療法、前世療法、手相、タロット、お札・護符、覚醒系ヒーリングなど、あらゆる占いやセミナーにすがって彷徨う「占い難民」に。総額一〇〇〇万円以上を注ぎ込み、各所で遭遇した数々のトンデモ体験を経て、ついに辿り着いた“当たる占い師”の見分け方とは!?
目次
第1章 占い難民・真理子の「今日も騙されました!」(ボロボロの服で現れた貧乏占い師;おかしな金銭感覚を持った少女 ほか)
第2章 意外に知らない占い・霊視の常識(人生で迷子になったら占い・霊視鑑定がある;占いを受ける際の基本的なマナー ほか)
第3章 再現!占い師の名回答・珍回答(名回答1「あなたのお金はすでに宇宙銀行にあります」;珍回答1「宇宙の法則に閉経はありません」 ほか)
第4章 本当にあった心霊体験(都内で起こった白蛇の怪(白蛇の夢編)
チャクラをこじ開けて起こった恐怖の体験 ほか)
第5章 宇宙レベルの声を聞く11箇条(占い難民に告ぐ!本物はあなたの側にいる;迷ったら他力本願になってすぐに駆け込め ほか)
著者等紹介
さくら真理子[サクラマリコ]
作家。多くの占い師を取材し、自身が「占い難民」になって彷徨った経験をもとに、占いやスピリチュアルについて幅広い執筆活動を行っている。自らの日常を綴ったエッセイ漫画をアメブロで公開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミヤビ
21
総額1,000万円も注ぎ込んだ著者による占い体験談。 占い・スピ系には興味があるけど胡散臭そうだな(失礼)と恐る恐る読んでみたら、腑に落ちることばかり書いてあって意外と勉強になることが多かった。占いに身体とお金を全力でかけているからこそ最後まで説得力があった。ちょっとの事ですぐに占いに行ってるというところでは「そんなに行って大丈夫かな……?」と心配になったりも。名回答もあれば珍回答もあったが、最後まで占いのことを肯定していたのがいいと思った。占いへの愛が伝わりました。占い好きはぜひ。2022/06/07
ずぅ
12
占いを信じてない私からすると、胡散臭いな!と思うしかないタイトルで逆に気になり読んでみた本。 (困った時はとりあえず占いっていうのはよくわからないが)占い以前の気の持ちようとか、考え方の癖を取り除くのに参考になる部分とたくさんあって、面白い本でした!2023/07/17
えつ
10
総額1,000万以上、占いに注ぎ込んだ著者の占い体験が描かれている。わたしの周りにも結構頻繁に色んな占い師の人に占ってもらっている人が数人いた。なるほど、彼女たちは占い難民だったのかもしれない。そんなわたしも一度だけ、当たると評判の占い師に見てもらったことがある。結果は…もう覚えていないけど、そんな悪いことは言われていない記憶。とりあえず、色々と納得できるというか、腑に落ちることも書いてあったし、これは普通に面白く読むことができた。占いは誰に見てもらうかより、鑑定してもらうタイミングが大事、なるほど。2024/12/27
miu
9
占いって過去に2回だけ言ったことあるけど何言われたっけなレベル。占いにすがるとはどういうことか、占いに1000万円つぎ込むとは何事かっていう好奇心でぐんぐん読んだ。共感はあまりしないけど、面白い世界だなぁと思った。たまには占いから勇気をもらったり、踏みとどまったりするのもいいのかも。結局は自分が楽しいかどうかが大切ってことだね。2022/03/19
こばゆみ
7
もっとライトな感じの占い体験記を想像していたから、思ったよりディープな人たちのオンパレードで若干胸焼けしながら読了(笑)。著者の後日談が一番気楽に読めた(笑)。2022/03/13
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