幻冬舎文庫<br> だからここにいる―自分を生きる女たち

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幻冬舎文庫
だからここにいる―自分を生きる女たち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 275p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344430600
  • NDC分類 281.04
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「自分の持ってるものを使い切りたいんですよ」(安藤サクラ)「洋服って歓びだからね」(北村道子)「何度生まれても私は私のままがいい」(重信房子)「フェミニズムは生き延びるための思想」(上野千鶴子)。女の生き方が限られている国で、それぞれの場所で革命を起こしてきた十二人の女たち。インタビューの名手による傑作人物評伝。

内容説明

「自分の持ってるものを使い切りたいんですよ」(安藤サクラ)「洋服って歓びだからね」(北村道子)「何度生まれても私は私のままがいい」(重信房子)「フェミニズムは生き延びるための思想」(上野千鶴子)。女の生き方が限られている国で、それぞれの場所で革命を起こしてきた十二人の女たち。インタビューの名手による傑作人物評伝。

目次

女優 安藤サクラ―女優という運命について
ダンサー、振付家 黒田育世―世界を抱きしめて踊る
俳優 夏木マリ―カッコよく終わりたい
演劇プロデューサー 北村明子―芝居の魅力を教えましょう
プロレスラー 長与千種―女子プロレスラーは職業である
スタイリスト 北村道子―身体が歓喜する服
重信房子―この空を飛べたら
作家 村田沙耶香―生き延びるための小説
脚本家 木皿泉―日常を輝かせる魔法のドラマ
翻訳家 鴻巣友季子―翻訳とは批評である
社会学者 上野千鶴子―自分のためのフェミニズム
漫画家 山岸凉子―すべては漫画のために

著者等紹介

島〓今日子[シマザキキョウコ]
1954年11月、京都市生まれ。ジャーナリスト。ジェンダーをテーマに幅広い分野で執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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どんぐり

88
『アエラ』『婦人公論』誌上で1997年~2020年の間に行われた12人の女性の人物ルポ。「ただ歩いているだけのシーンでも、ビルから身を投げるように芝居をする」女優の安藤サクラをはじめ、世界を抱きしめて踊る振付師の黒田育世、スタイリストの北村道子、生き延びるために小悦を書く村田沙弥香、フェミニズムの論客上野千鶴子など錚々たる面々が登場する。なかでも東京拘置所に収監されていた重信房子へのインタビューが面白い。重信房子が集団を率いた理由と心情、人生、娘メイのことなどが出てくる。著者のインタビューは安定感がある。2024/07/27

ネギっ子gen

62
【誰もが規範や常識や限界を叩き潰しながら、圧倒的に「自分」を生きている】安藤サクラ、上野千鶴子、村田沙耶香など、12人の人物評伝。文庫オリジナル。解説は藤本由香里。<12人を並べた時、革命という共通のカードに気づく。革命家と呼ばれる重信さんがいるのだけれど、それぞれがそれぞれの場所で革命を起こしているではないか。逸脱や疎外や石礫を怖れず自分を生きるということは、つまりは、それほど革命的な行為なのだ。男であれば「革命児」と礼賛される行動も、女の場合は「魔女」と呼ばれて恐れられ、排除されてきた歴史がある>。⇒2024/09/24

kameyomi

25
様々な分野で「自分を生きる女たち」へのインタビュー記事をまとめたもの。ラインナップに好きな人物が何人かいたのと、何と重信房子も同列で入っていたので借りてみた。それぞれの人物が時代を動かす理由が伝わる、愛ある記事だ。上野千鶴子に関しては、イメージが少しだけ変わったかも知れない。2024/10/06

アコ

18
12人の女性へのインタビュー+人物評伝。聞き手の著者いわく“それぞれの場所で革命を起こした女たち”なので、突き抜けた個性と力強さを感じる。短いページ数に半生の振り返りや周辺人物へのインタビューも組み込まれているため、誰が誰だったか混乱することしばし。(自分の記憶力や集中力のなさだろうけど。)特にボリューミーな重信房子編は苦戦した。しかし、こうしたライトな評伝から知らないことを少しずつ知っていくことは楽しいし、読書の醍醐味だと思う。/アエラ・婦人公論連載。90年代後半のものも。あとがきに近況を記す文章あり2022/01/18

Inzaghico (Etsuko Oshita)

12
あとがきで島崎は、本書で取りあげた12人は革命家だという。名実ともに革命家だった重信房子も入っているのだが、それ以外の女性たちはみな、それぞれの居場所で革命を起こし、あとに続く女性のために道を切り拓いた。翻訳家、鴻巣友季子の章からは、ご本人の声が聞こえてくるようだ。ここまで至るまでの努力、そして今なおその努力をやめない姿勢にひれ伏す。作家の中島京子が、弟子を指導する鴻巣の姿を見てこう評した。「平場のグループで、さばさばとした気持ちのいい関係を作っているんです」。こういうリーダーについていきたい。 2021/04/27

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