内容説明
仕事が忙しすぎて恋愛をしているヒマがない。だったらセックスは、金で買えばいい。朝の顔を務める女子アナの紗奈子は、秘密の会員制買春サロンを訪れる。しかし冷たい眼をした男娼・貴島のプレイは、想像を絶していた。泣きじゃくりながら、自慰を繰り返す紗奈子。「もう許してっ…」。禁断の扉の先にあったのは蜜園ではなかった。肉欲の沼だった。
著者等紹介
草凪優[クサナギユウ]
1967年東京都生まれ。日本大学藝術学部中退。2004年に『ふしだら天使』で官能作家としてデビューし、たちまち人気作家に。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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7MHz
3
女だって後腐れのないHがしたいという事で、女性主人公による性描写が、これでもかと言うほどの羞恥プレイの数々で凄かったです。 こんな性もあるんだと思った。2020/12/26
ニコラス@ケンジ
1
女子アナも大変だな←違 あの変なロリエステティシャンコンビと 解散!! が結構面白かった2024/03/27
ユタ
0
貴島は紗奈子に勝ったと思っているが本当にそうか?もちろん、紗奈子もプライドを捨てる事になり負けたと思っている。ただ、紗奈子の方が貴島に会わなければ得られないものを得る事ができた。一方、貴島は仕事をしただけで、自身の傷が癒える事はなかった。紗奈子に負けてしまった方が良かったのかも知れない。2023/10/16
本のむし
0
男性と女性でやはりどこで盛り上がるかは違うらしい。なろ○系列も読みあさって、男性だと初めてその女性を抱く時、女性だと性描写(どんなふうに行ってイけるか)の濃さによるんだなと感じる。 女性作家だからか、女目線の描写が多くてすごく良い作品だった。(フ*ラの時見上げるのが恥ずかしい等) 今作は生意気経験少ない美女×傷ついた経験豊富男性 で、男性の方が優位に見えながら、一貫して美女(女性たち)主位なのもよかった。2022/11/03
スー
0
二時間映画(not 二時間ドラマ)ばりのかっちりした構成がある官能小説です。愛でも恋でもない、ただ狂おしいほどの献身。2021/12/07