内容説明
彦次の暮らす長屋に二人の男が越してきた。兄弟という触れ込みだが、まったく似ておらず、その粗暴な言動に住人たちは不安を募らせる。折しも長屋の斜向かいに建つ空き家が取り壊されるという噂が。跡地はどうなる?新たな住人と何か関わりが?彦次は玄沢を相棒に探索を始めるが、それを尻目に魔の手が長屋仲間に迫っていた。白熱の第四弾!
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年生まれ。埼玉大学教育学部卒。90年「剣の道殺人事件」で第三六回江戸川乱歩賞受賞。自らの剣道体験を素材に剣豪小説、時代ミステリーで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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