幻冬舎時代小説文庫<br> 梅雨葵―小烏神社奇譚

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幻冬舎時代小説文庫
梅雨葵―小烏神社奇譚

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  • サイズ 文庫判/ページ数 339p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344430440
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

医者の泰山が、ある朝、小烏神社の竜晴を訪ねると、鳥居の下に無残な蝶の死骸が置かれていた。気にする素振りもない竜晴だったが、翌朝も同じ場所に蝶の骸があり、誰の仕業か見張ることに。そこに姿を現したのは、葵の花を手にした美しい娘だった。蝶については何も知らないと言うが…。花に隠された想いは、女の恋心か、それとも野心か。

著者等紹介

篠綾子[シノアヤコ]
埼玉県生まれ。東京学芸大学卒。第四回健友館文学賞受賞作『春の夜の夢のごとく―新平家公達草紙』でデビュー。短篇「虚空の花」で第十二回九州さが大衆文学賞佳作受賞。主な著作に第一回日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞した『青山に在り』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。