出版社内容情報
1秒で1グラム、2秒で2グラム、3秒で3グラム、4秒で4グラム、5秒で5グラム、6秒で6グラム、7秒で7グラム、8秒で8グラム、9秒で9グラム……。
ヒトガタさまを使うと体重が増える。使わなければいい、それはわかってる。だが、女子高生の恋心は時に制御不能に陥る。気づけばほら、1キロ、2キロ……。戦慄のノンストップホラー。
内容説明
1秒で1グラム、2秒で2グラム、3秒で3グラム、4秒で4グラム、5秒で5グラム、6秒で6グラム、7秒で7グラム、8秒で8グラム、9秒で9グラム…。ヒトガタさまを使うと体重が増える。使わなければいい、それはわかってる。だが、女子高生の恋心は時に制御不能に陥る。気づけばほら、1キロ、2キロ…。戦慄のノンストップホラー。
著者等紹介
椙本孝思[スギモトタカシ] 
1977年、奈良県生まれ。2002年『やがて世界は詩に至る』でデビュー。若者を中心に熱烈な支持を獲得し、異色ホラーミステリー作家として一躍注目を浴びる。10年『THE QUIZ』が啓文堂書店主催「おすすめ文庫大賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のりすけ
19
          
            故郷が奈良なので、庚申さんの身代わり猿の話は懐かしかった…で…すぅ…。ま、好きになったらしょーがないやね。うんうん。ヒロイン、あんまりオツムも良くなさそうだから、海千山千のお姉さんにも引っかかるよね、うんうん。そういう話。2024/04/03
          
        ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう
14
          
            使う度に体重が増えるという、ヒトガタさまを巡る話だったが、ただひたすら「うわぁ、こんなんあったらマジ怖いやん…」という気持ちで終始読み終えた感じ…。呪いの代償まじ怖い。2020/06/23
          
        くまちゃん
12
          
            呪いの人形ヒトガタさま。呪いの人形というか、使い方によってであって不幸にさせるばかりではない。でも人って誰にも分らない力を手に入れると、悪い事に使ってしまうものなのかもしれないですね。王道ホラーは好きですが、ちょっと内容が軽すぎて怖くない。ティーン向けって感じでした。 それよりも、どんどん体重が増えるって方がホラーですよ((+_+))2020/08/28
          
        yamakujira
8
          
            同級生に恋する女子高生が、書店で出会った美女から「ヒトガタさま」をもらって、恋は盲目、魔道具の虜になって狂っていく。相手を操ることができる「ヒトガタさま」を使う報いは1秒1gの体重増加って、バカバカしいけれど、女子高生にとってこれほど怖いことはないのかも。ホラー小説にリアリティーは求めないにしても、あまりにも荒唐無稽なせいか、怜巳に洗脳された初心な麗子に同情できないせいか、どうにも読みづらくて苦労した。せめてもうちょっと忌島村を生かせなかったかなぁ。 (★★☆☆☆)2021/07/21
          
        スーヌ
6
          
            【B】離れた相手と会話したり操ったり出来る呪いの人形「ヒトガタさま」使うと体重が増えるという微妙な設定でホラー要素としてはパンチが弱く前半は余り面白くなかった。後半は駆引き的なバトル要素が多く、まぁそれなりに楽しめた。主人公の女子高生も決して魅力的ではないのだけど、悪と善の間で揺れ動く感じでそれなりに読者の感情を掻き乱してくれるのは良かったかも。決して魅力的ではないのだけど。2024/05/02
          
        

              
              
              

