内容説明
同窓会での歯に衣着せぬ会話で確信する自分のルーツ、毎夏通う土肥の海のヒーリング効果、山形のこけし師匠のどくだみ茶健康法、父の最後の切なくて、良いうそ…。世界的作家である著者が自分の人生を実験台に、日常の違和感や心の動きを観察してわかったこと。忙しなくて泣けることが多い人生を、自由に、笑って生き抜くヒントが満載。
目次
よしなしごと(よろしくお願いします!;プチどくだみちゃんとプチふしばな;未知への渇望(がない…?) ほか)
出会うこと気づくこと(原点は人を救う;自信は持ったもの勝ち;夏の終わりのアフロ特集 ほか)
秘訣いろいろ(引き寄せの秘儀(あたりまえを考える)
海水のヒーリング効果
むきだしの傷にしみるもの ほか)
著者等紹介
吉本ばなな[ヨシモトバナナ]
1964年東京都生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年「キッチン」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で山本周五郎賞、95年『アムリタ』で紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』でドゥマゴ文学賞を受賞。著作は三十カ国以上で翻訳出版されており、海外での受賞も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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moe*
8
優しくて温かくて、ばななさんの言葉一つ一つが癒しそのもの。読めば読むほど私のハートが清らかになった気がした。2025/01/18
mako
4
内容の濃いエッセイ(?)で、読み込んでいくのに時間がかかった。とても興味深い内容だった。2022/10/06
LIBRA
4
友人に借りました。 吉本さんは、初読みです。 軽い感じで、読めました。2020/06/11
バジルの葉っぱ
3
この間久しぶりにキッチンを読み返してから、ばななさんづいています。今回はエッセイを読んでみようと選んだ。これはnoteにかかれているエッセイをまとめて出版されたもの。 ほんわかしたものというよりも「物申す」的な意見が書かれてるのが多かったけれど、読み心地はよかった。2022/01/30
ふい
3
ばななワールド全開の本。エッセイというよりブログ感が強いので、途中で?ってなるところもあるが、世界観はずっとある。人の価値観はやっぱり生き様我慢出るよね。2021/10/16