内容説明
10歳のとき、義父がアタシを蔵に閉じ込めた。以来、一歩も外に出たことがない。暗闇の中で続く、飢えと渇きと孤独。20年後、新月の夜にアタシの体に「ある変化」が―。ついに“アタシ”の存在に気付いた少年が、禁断の扉を開ける!少年が見たものは、絶命した女と、大量の黒い花。その「種」が音もなく世界を侵食し始め…。悲劇の幻想ホラー。
著者等紹介
山田悠介[ヤマダユウスケ]
1981年東京都生まれ。デビュー作『リアル鬼ごっこ』は、発売直後から口コミで評判となり、累計二〇〇万部を超える大ベストセラーとなる。映像化された作品も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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