内容説明
鹿児島の離島で病院長を務める外科医・佐倉が見初めたのは国境なき医師団の看護師・智念朝子だった。患者に真摯に向き合いながら、海外を飛び回る彼女への思いを募らせるが、自身も病に蝕まれてしまう。佐倉は外科医の当麻鉄彦に救いを求めるのだが…。朝子との関係もこれで終わるのか?ミリオンセラー「孤高のメス」の著者が描く永遠の愛。
著者等紹介
大鐘稔彦[オオガネナルヒコ]
医師・作家。1943年愛知県生まれ。京都大学医学部卒業。早くより癌の告知問題に取り組み、ホスピスを備えた病院を創設。手術の公開など、先駆的医療を行う。「エホバの証人」の無輸血手術をはじめ手がけた手術は約六千件。現在は淡路島の診療所で僻地医療に従事する。医学学術書の他、小説やエッセイなど、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hushi亜子
27
毎回思うけど、今の時代設定なのに、恋愛とかが昭和すぎる。医療小説というより、昭和色欲小説って感じ。2021/06/02
おだまん
2
本編では不満の残った部分を克服し、大満足の完結編です。孤高のメスワールドに重なっていく展開に胸アツ。スピンオフ作品の醍醐味を満喫しました。2020/06/11
Masaru
1
再読でした2025/05/06
stki5236
1
★★★★☆2023/02/28
コアラ
1
完結しました。佐倉先生の生涯という本でした。 当麻先生のお子さんが翔子という名前にびっくりする巻でした。青木先生の恋が報われますように。2022/02/20
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