内容説明
表の顔は大店の若旦那。裏の顔は公儀隠密。許嫁のため隠密を辞めたいと願う藤次郎は、塩の買付のため四国高松に向け出帆した。だが真の目的は蟄居先から失踪した元丹波領主・湯木の探索。海上で襲い来る刺客、湯木抹殺を目論む黒幕の存在、更に発覚した身内の裏切り―。持ち前の才気と伝来の必殺剣で窮地を脱せるか!?大人気シリーズ、堂々完結。
著者等紹介
佐々木裕一[ササキユウイチ]
1967年広島県生まれ。2003年に架空戦記でデビュー以降、執筆活動に入る。かねてより痛快時代劇の大ファンで、数多くの時代小説や歴史と文化の書物を繙くうちに物語が膨らみ10年に時代小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やま
63
将軍の隠密、藤次郎の活躍の物語です。父を殺された恨みにより水戸徳川家を潰そうと企てる幕府大目付筆頭、寺坂備前守信盛は、将軍家の縁者である十二万石の大名湯木正興を謀にかけて、罪人として四国高松の松平家に預ける。高松松平家は、水戸藩初代徳川頼房の子松平頼重を家祖として創った家です。寺坂は、湯木を謀にかけて逃亡させて高松松平家を罪に落とし、本家である水戸徳川家もろとも潰すことを考え実行に移したが。十代将軍家治の命を受けた藤次郎に阻まれた。2023/10/07
むつこ
20
シリーズ4作目、最終巻。藤次郎は高松に密命を受けて船で向かい、何でもできる典助がひどい船酔いをするのがおかしかった。帰りは歩き、何度も敵に襲撃されミステリーとしても面白い展開だった。大金持ちの塩田屋、これで終了と言わず、いつの日か続編ができるといいな。2019/11/16
ごへいもち
14
切った張ったが多すぎてちょっと飽きる2023/04/15
蕭白
5
借りてきたその日に読了しました。最後は長編で、いい締め括りでした。2023/10/07
ダイアナ
4
塩問屋の若旦那、裏の顔は公儀隠密の藤次郎が主人公のシリーズ。塩の買い付けに四国高松へ行く…というのは表向きの用事で真の目的は失踪した元丹波領主を探すこと。調べていくとどうやら何か訳ありのようで。無事にお役目を果たして許嫁の夏との幸せな未来を掴めるか。祖父の亀一郎がさすがの活躍でかっこいい。これから藤次郎が成長していくのも見てみたかったなぁ。ともあれシリーズ完結!!楽しかったです。2020/03/10




