感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はにこ
31
農民だった藤吉がどんどん出世する様子は出来すぎとは思うけど、物語ならこれもアリだと思う。様々な逆境に立ち向かいながらも、腐らず諦めず、真摯に突き進む。格好良かった!妹のうらちゃんも、幸せになれそうで良かった。心穏やかになれるクライマックスだった。2021/05/25
美月0217
25
最終巻、わらしべ長者?のように出世していったような・・ でもやっぱり努力と周りへの気配りなどが大事だと思う。 最後、結婚しそうな二人になり、想いはちゃんと通じたね、よかったねと言ってあげたい。2017/12/10
Tatsuhito Matsuzaki
16
百姓の家に生まれ武士になる大望を叶えた藤吉が、さらなる出世を果たしていく爽快時代小説。シリーズ全5巻の最終巻。 まぁ、これだけ手柄を立てて出世を続けると妬み嫉みもあるでしょうが、引き立ててくれる上司や好意を寄せてくれる女性や同僚たち、将軍家斉直接のお声がけ、加えて「まだまだこれからだ!」というポジティブさがあれば、更なる大出世も夢ではないでしょう。名前が名前だけに! #水呑百姓 #中間 #家臣 #番士 #番頭 #今日の一冊2024/01/20
ひさか
10
2017年12月幻冬舎時代小説文庫刊。書下ろし。シリーズ5作目にして最終巻。3話の連作短編。まさに大団円で、しかし藤吉はもっと出世するんだと言っていて、先が読んで見たいなと思いました。2018/02/21
hiyu
8
満足したし、面白い。願わくは、部下を抱えることとなった藤吉は、上役としてどう振る舞うのか。もう少し見たかったなあ。2017/12/19