内容説明
5年前に始めたタンデム自転車旅も後半戦に突入。トルコやシリアを回り、居心地がよくてずるずると5週間も滞在したエジプトのサファリホテルをあとにするといざアフリカ大陸へ。キリンの親子が悠々と歩くサバンナや、まるでおとぎの国のようなマラウイなど、野宿の日々を重ね走り続ける。地球2周半、10年に及ぶハネムーン旅の記録“完結編”。
目次
9部 中近東篇
10部 アフリカ篇 パート2
11部 アジア篇 パート2
12部 南米篇 パート2
13部 北米篇 パート2
14部 アジア篇 パート3
著者等紹介
宇都宮一成[ウツノミヤカズナリ]
1968年、愛媛県西予市宇和町生まれ。玉川大学教育学部卒業。メーカー勤務後にタンデム自転車世界一周へ。現在はNPO法人シクロツーリズムしまなみでポタリングガイド等に従事
宇都宮トモ子[ウツノミヤトモコ]
1967年、長野県上伊那郡南箕輪村生まれ。大月市立大月短期大学経済科卒業後、大手予備校に九年間勤務。その後タンデム自転車世界一周へ。現在は再び夫の夢に付き合い、自転車活動の後方支援に駆り出されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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19720624
1
自転車で世界一周だけでもスゴいのに二人乗り自転車でしかも10年もかけて地球2周分を走破した夫婦。きっと自分には出来そうも無いからせめて本だけでもと思って読み始めたら、やっぱりとても真似できそうにない。それが改めて分かったのが一番良かった。2019/08/07
藤井宏
0
10年間かけて88カ国を2人乗り自転車で旅してまわった夫婦の日記風紀行文の後半。テント泊や安宿への宿泊、そして酷暑、食中毒など、お二人のタフさにただただ感服する。チベット高原のラルン・ラからの写真、小さいけど、圧倒される景色ってよくわかる。あっさりちょっとしか書いていない部分があるのが、少し残念。フィンランドとかノルウェーをまわる前編も読みたくなった。2017/08/05
jupiter68
0
いいわ。正直、こんな時間が欲しいと思う。時間は自分で作るものとはわかっているが、限界がある。自分にはできない。こんな自分であるが、楽しい思いはさせてもらった。2019/05/28