内容説明
九州の田舎から東大進学を機に上京し、23歳で起業。以来、世間の注目を浴び続けた時代の寵児は、やがて「生意気な拝金主義者」というレッテルを貼られ、挙げ句の果てに、突然の逮捕で奈落の底へ―。返り血を浴びても世間の常識に立ち向かい、“敵”が巨大権力であっても、納得できなければ迷わず闘い続けてきた著者の孤独と渇望の半生。
目次
田舎の優等生
パソコンと思春期
ダメ人間
起業前夜
新米社長
上場
M&Aという選択
プロ野球界参入
ニッポン放送買収
衆議院選立候補
ライブドア事件
著者等紹介
堀江貴文[ホリエタカフミ]
1972年福岡県生まれ。SNS media & consulting株式会社ファウンダー。現在は宇宙ロケット開発や、スマホアプリ「TERIYAKI」「755」「マンガ新聞」のプロデュースを手掛けるなど幅広く活動を展開。2014年8月には会員制のコミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校」をスタートした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゴールドまであと955日
93
図書館から2度目の借出し、読了である。表紙のデザインは異なっているものの、内容は、同じ。もちろん同じ図書館からの借出しで、本も同じだろう。内容は、少し読んだだけで、あぁ同じ本だとわかった。それでも最期まで読み通した。いろんな意味で、思い切った人生。自分でも、どうにもならないうちに、好きなように生きた結果だろう。検察官による逮捕や起訴、そして受刑、本人は嵌められたように書いている。実際の法制度から、どんなものか知りたいほどだ。天下の大物となってからでも、フジテレビ買収、プロ野球買収など、さすがはホリエモン2024/12/24
き
59
堀江貴文氏の自叙伝。以前読んだ「ゼロ」よりも詳細に書かれていた。堀江氏がどのような考えで、試行錯誤や挑戦をくりかえしてきたか、どんな困難にぶつかってきたかが書かれており、興味深かった。2021/09/20
ちゃとら
53
堀江貴文、何冊目だろう⁈長野刑務所での実刑を終えてから描かれた本。実名で皆さんバンバン登場。プロ野球の球団事件も、三木谷さん絶妙なタイミングで登場。村上ファンドもここで登場。選挙の出馬も。面白かったです。認めれば執行猶予がつく‼️でも、やっていない事は認めない。そして実刑。目立つから戒めにやられたかも⁈今日のNHKの万平さん?濃すぎるキャラですが、まだまだ進みそうなホリエモン。悪ガキイメージの、若ぞうでは無くなっていました。2018/12/18
いっち
42
ホリエモンの自叙伝。大切と思っているのは2つだと言う。「力を抜いて流れに身を任せること」、「目の前のことにひたすら熱中すること」。流れに任せたのは、先生の勧めで小学校で塾に入ることや、東大の学生寮で麻雀三昧したこと、会社を上場させたことなど。目の前のことに熱中するのは、常にそう。著者の闘いは、根拠のない思い込み、慣習、常識、ルールへの抵抗だった。闘うには武器が必要。「勉強という武器を手に入れられなかったら、今頃いったいどうなっていたか分からない」と、著者には勉強という武器があった。武器がなければ闘えない。2022/09/23
Isamash
30
堀江貴文2015年発行図書。余りホリエモンのことは知らなかったので興味深かった。ただ、結構いきあたりのばったりの生き方の様で、正直かもしれないが、少々がっかりした部分もあり。ライブドアにおいても、立ち上げ当初とは異なり、企業買収にばかり感心がいってしまい、自社の技術力等アップには感心がなってしまった印象を持った。選挙への立候補は、少年の様な自由人ということで、ある程度程分かった部分もあるが、周りは見捨てられた気がしたのでは。とは言え、彼及び上場起業を意図的に排除した検察の行為は長期敵に国益に反したとは思う2023/09/17
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