内容説明
まっとうな彼氏がいて、ちゃんとした仕事があり、昼の世界の私は間違いなく幸せ。でも、それだけじゃ退屈で、おカネをもらって愛され、おカネを払って愛する、夜の世界へ出ていかずにはいられない―「十分満たされているのに、全然満たされていない」引き裂かれた欲望を抱え、「キラキラ」を探して生きる現代の女子たちを、鮮やかに描く。
目次
第1幕 愛か刺激か両方か(愛より刺激が欲しいんだしでも愛情も欲しいんだし;身体を売ったらサヨウナラ ほか)
第2幕 幸福はディナーのあとで(ハートのエースが出てこない“覚醒編”;ハートのエースが出てこない“僕たちの失敗編” ほか)
第3幕 夜が明けたら(モテないオトコは麦を食え;下着にまつわるエトセトラ ほか)
第4幕 愛と幸福、或いはその代償(されど愛の生活;嫁さんになれよだなんてドンペリニヨン2本で言ってしまっていいの? ほか)
著者等紹介
鈴木涼美[スズキスズミ]
1983年東京都生まれ。慶應義塾大学卒業。東京大学大学院修士課程修了。専攻は社会学。五年半の新聞社勤務を経て作家に。雑誌・ウェブメディアなどでの執筆活動のほか、TVタレントとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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