幻冬舎文庫<br> 僕とモナミと、春に会う

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幻冬舎文庫
僕とモナミと、春に会う

  • 櫛木 理宇【著】
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  • 幻冬舎(2016/12発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 278p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344425484
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

人と話すことが大の苦手な高校生の翼は、なぜか毎週水曜日に熱が出る。病院の帰り道、偶然立ち寄った奇妙なペットショップで猫を飼うことに。餌代を稼ぐため、その店でアルバイトを始めるが、対人恐怖症の翼は接客ができない。そんな彼の前に、原因不明の病を抱えた客が現れて…。愛猫の手を借りながら、翼はお客様を救うことができるのか。

著者等紹介

櫛木理宇[クシキリウ]
1972年新潟県生まれ。2012年『ホーンテッド・キャンパス』で第十九回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞。同年、「赤と白」で第二十五回小説すばる新人賞を受賞し、二冠を達成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スズ

120
人と話すのが苦手な高校生の翼は、様々な生き物が小さな少年少女の姿に見える不思議なペットショップを訪れる。翼は美しい少女の姿をした猫を購入し、「モナミ」と名付け共に暮らし始めるが、昔に自分を捨て、その後に事故死した父の死の謎に迫る事になり…。人に嫌われる事と、自分の言葉が人を傷付けてしまう事が怖く、黙りがちだった翼がモナミに、「翼がずっと黙っていたら、相手の人も不安になっちゃうよ」と諭され、少しずつ成長していく姿が良かった。翼以外の人からは綺麗な猫に見えるモナミが、翼や翼の家族から大切にされる姿に和みました2017/01/16

itica

72
櫛木作品は何冊か読んでいるが、殺人や衝撃的な描写のものが多く、そのような作家さんだと認識していた。しかしこれは全く違う。コミ障を自認する高校生の翼が不思議なペットショップで美形猫と出会ったことから物語は始まり、翼が無自覚の心の傷から立ち直るまでが描かれている。また、病を抱えるペットショップの客とも関わるようになるミステリーとファンタジーが混在した話。こんな猫がいたら怖いような嬉しいような。 2021/07/21

えみ

64
その不可思議でファンタジーな現実を受け入れられたならば、潜在意識の中で悲鳴をあげている過去の自分の生い立ちさえ、受け止められる。忘れてしまいたいほど苦しい記憶は、僕だけの美少女“モナミ”が寄り添い支えてくれる。なんて素敵な物語!なんて謎めいたペットショップ。深く追求してしまえば、あっけなく消え去ってしまいそうな幻想的なそのお店は、選ばれた悩み多き人たちを引き寄せる。対人恐怖症の翼、何もかもが上手くいかない諸橋…そんな彼らを待っていたのは聡明で美しく普通ではないペットだった。わたしも叶うなら、お迎えしたい!2023/01/29

まりも

59
人と話すことが苦手な高校生が、病院の帰り道に偶然見つけた不思議なペットショップで不思議な猫と出会うところから始まる物語。うん、良いですね。主人公の生い立ちが重たく、ストーリーもかなりシリアス気味ですが、作品に漂う優しい温もりに満ちた空気のおかげで、いい感じに読みやすくなっていたと思います。ここら辺のバランス感覚が素晴らしいですね。バイト生活の中で、自分と同じようなものを抱えた人に出会い、問題にかかわっていく事で成長していく主人公の姿も非常に良かった。モナミも超可愛いね。心癒される良い作品でした。2016/12/18

そのぼん

55
不思議なペットショップで自分自身にだけ『少女に見える猫』を買い取って、彼女を家で飼うことになって・・・。変わった設定の作品ですが、飼い主にだけ少女に見えるペットたちがなかなかいい味を出していて、悪くない作品だと感じました。続編が出来そうな感じがしたので、もし新刊が出れば読んでみたいと思いました。昔読んでいた漫画の『Petshop of horrors』っていう作品を思い出しました。2017/04/02

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