内容説明
ヤクザ見習いを続けるオレと歌舞伎町の“少年ヤクザ”たちの壮絶なケンカが始まった。そんな時ヤクザの叔父の逮捕による母親の身内のゴタゴタにも巻き込まれ…。高校のツレ・植木と鬼、叔父の義兄弟・竹脇達に助けられながら、オレは大切な人を守るため、ズタズタに引き裂かれ、ボロボロになっても闘い続ける。青春小説の傑作シリーズ第三弾!!
著者等紹介
ゲッツ板谷[ゲッツイタヤ]
1964年東京都立川市生まれ。作家。十代の頃は暴走族やヤクザの予備軍としての日々を送る。『メタボロ』を執筆中に脳出血で倒れ、二カ月間生死の境を彷徨う。その後、長いリハビリ期間を経て、奇跡の復活を遂げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きまぐれちゃん
4
好きすぎて5回以上は読んだ「ワルボロ」。「ビーバップ」や「今日から俺は!」のように不良の明るい面ばかりを書いてあるワケではないけど続編「メタボロ」ではそれが更に倍増でスッキリしない感じ。ところが今作は竹脇のオジサンのお陰か一番面白かったような?読んでて気持ちの良い変人。 2018/11/06
とくま
3
×P41. 飽きてくる。2019/12/31
あき
3
三部作の完結編は、すごい良かった!!主人公の今までの迷走?葛藤とか?すべてを流してくれる素晴らしい結末で納得できた!これで完結してしまうのは、残念なのでまた続編を期待したい!でも二作目が少し残念だった分、三作目で一作目を上回った物語を書けるのはビックリする。 ★★★★★★★★★☆2015/05/10
Tom Ham
2
読了。ゲッツ板谷の三部作の三作目。面白かった。この本に何かを求めて読むのは難しいが、読書というレクリエーションとしてとらえれば、むちゃくちゃ楽しい時間を手に入れられると思う。2017/09/09
M_7677
2
作者の言うように、ギャグや比喩表現は余り見られなくなったかもしれないが、話自体が面白い。メタボロと違って、最後はスカッとするのも良2016/02/20
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