幻冬舎文庫<br> けむたい後輩

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幻冬舎文庫
けむたい後輩

  • 柚木 麻子【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344422889
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

14歳で作家デビューした過去があり、今もなお文学少女気取りの栞子は、世間知らずな真実子の憧れの先輩。二人の関係にやたらイラついてしまう美人で頑張り屋の美里は、栞子の恋人である大学教授に一目惚れされてしまう―。名門女子大を舞台に、プライドを持て余した女性たちの嫉妬心と優越感が行き着く先を描いた、胸に突き刺さる成長小説。

著者等紹介

柚木麻子[ユズキアサコ]
1981年東京都生まれ。立教大学文学部フランス文学科卒業。「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞。2010年、受賞作を含む連作集『終点のあの子』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

382
女子校を描かせたらトップ5には入る柚木さんだけれども、これはキツかった。舞台はおそらくアソコだよね。いいなぁ、横浜・山手にある学校。でもアソコって、こんなに派手ではないような。そしてなんといっても、栞子も真実子も、誰ひとり好きになれない。柚木さんはこれにてしばらくお休みしよう、と思わせてくれた作品。2018/08/08

mae.dat

282
一学年先輩の栞子に猪突猛進型に盲信している真実子との関係性の変遷を辿る成長譚。成長譚って書きましたが、物凄く才能高くてどんどん物事を吸収し才能を開花させるのよ。無自覚に才能を開花させるの羨ましい。それはフィクションだから良しとしましょう。本当は怖い話でした。憧れの栞子さん側ですよ。その周りの男衆もね。自尊心はあっても良いし、時には必要な事かと思います。でもね上辺だけの事を言って周りを冷やかに見たりして腐すの。夢を語って足踏みしてやいませんかって事。努力から目を逸らすのは結局は自身の足場を狭くさせますね。2025/05/09

しんごろ

219
女子大を舞台にした女性の成長小説!ドロドロしてないけどドロドロ(笑)栞子さん、みたいな人いるよねえと思うし、真美子ちゃん、天然のようで実は引き出しあって才能豊かですし、美里さん、夢に向かって一直線!裕美子さん、お母さんのよう(^^)登場してくる男どもは軟弱!いろいろ絡まってエピローグにつながり、それぞれいろんな大人になるんだと…十人十色とはよく言ったものですね(^_^;)再読時にBGMは大江千里『未成年』がいいかな(^^;)2016/05/20

SJW

199
14歳で「詩」を出版し作家デビューし自分は特別と考える栞子を、世間知らずの真実子は憧れて先輩、先輩と言いながらどこにでも付いていく後輩だった。横浜の名門女子大を舞台に女たちの熱い戦いが繰り広げられ、テンポ良い文章に引き込まれてしまった。結局、最後は上下関係が逆転してしまうが、栞子のように努力もせずダメ男が好きになり転落していく女性がいるのかと考えると憐れみを感じてしまう。この話に出てきた「山手のドルフィン」は新社会人になった時、同期達と訪れてソーダ水ごしに貨物船を見たことを思い出した。2018/11/10

hiro

188
読み出して途中までは、体の弱い真実子からみた‘らくだ’好きの先輩、栞子のことを題名した『けむたい先輩』だと思っていた(笑) いつもの柚木作品のように登場する男にはひとりとしてまともな奴がいない。そんな男たちにひかれる栞子、その‘詩人’栞子に憧れる世間知らずのお嬢様真実子、真実子の幼馴染みでアナウンサー志望の美人、美里という、女性三人の個性がまったく違い、そのすれ違いが面白かった。特に栞子は痛すぎる。さて次に読む柚木作品は、一番好きな「アッコちゃん」シリーズの最新刊にしよう。2016/02/05

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