内容説明
N校を退職した陽一は小山先生に頼まれ、T校バスケ部のコーチとして後輩の指導をすることに。現在のT校バスケ部には、飛び抜けて優れた才能を持つ加賀屋涼がいた。だが加賀屋は仲間を信頼せず、個人プレイに走る自己中心的な選手だった。陽一はどうやって彼を変えていくのか?のぞき魔の新しい彼女も登場する、人気青春小説シリーズ第六弾。
著者等紹介
松崎洋[マツザキヒロシ]
福岡県出身。2007年『走れ!T校バスケット部』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ももかさん
21
仲間達のサイドストーリーも交えながら展開。陽一の進む道はバスケなしではあり得ない。困ったときの1on1ですね。今回はその後のT校バスケ部。次の展開が気になるが…7巻目ない。明日図書館行かないと。2016/10/01
punyupunyu
13
薄野賢治と奈々の結婚、アフリカの地でボランティアに励む竣介など、それぞれが少しずつ前進してゆく。陽一は無料塾で講師をしながらT高バスケ部の臨時コーチになる。人一倍才能に恵まれながら、メンバーを信頼できず、かたくなに個人プレーに走る加賀屋の目を開かせ、プロを目指す彼の道を切り開いた陽一に、臨時教員の話を恩師の小山先生が切りだす。「い・・・」。どこだろう。遠い場所だとの伏線はあるが詳しくは次巻にゆだねられた。陽一の新天地での活躍に期待。2015/04/14
平ちゃん
10
図らずもT校バスケット部のコーチとして指導することになった陽一。プライドが高い後輩の加賀谷に手をやきながらも、指導者として成長していく陽一。人を教えるのがやはりうまい適任だ。のぞき魔の元彼女真湖の不思議な縁でタロット占いに道が開けた話もでてきて、T校バスケットの面々の話でもなくなった模様。これはこれでおもしろい。 お勧め度☆☆☆(~Max☆5)2016/08/10
才藤清彦
6
学生時代からの再読。前巻がよかっただけにそこまで感動する話ではなかっくご都合主義感も強かったものの、陽一なりの指導が良く出てたかな、と思う2024/02/24
シェラ
6
陽一、試練第二弾!?彼の持つ真摯な態度と実力が実を結んでいくかな?何気に、のぞき魔の元カノ・真湖の今後が気になります!仲間たちが各々自分を見つけ歩み始めましたね。2019/06/20