内容説明
パリに渡って十年あまり。帰国時、かつての同僚とつまむお寿司、親友の差し入れのホカホカ「揚げたてカレーパン」、大人数で出向き、みんなで料理の腕をふるう「ジト合宿」、友をもてなすための女同士のキッチン、娘が作った「フルーツタルト」…。食卓を囲む人を「想う」気持ちで、ごはんはもっと美味しくなる。温かくて幸せな日記エッセイ。
目次
冬から春(2009)De l’hiver au printemps
春から夏(2009)Du printemps `a l’´et´e
夏から秋(2009)De l’´et´e `a l’automne
秋から冬(2009‐2010)De l’automne `a l’hiver
著者等紹介
雨宮塔子[アメミヤトウコ]
1970年東京都生まれ。成城大学卒業後、TBSに入社。99年退社後、単身パリに遊学。現在はフリーキャスター、エッセイストとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネコタ
13
ごはん日記エッセイ2作目。相変わらず優雅な食生活。どの料理も美味しそう。前回よりもレシピが多くなった気がする。職場で話題になったビエノワズリーが登場したのにはタイムリーすぎて驚いた(4月20日)。femmeとepouseを間違えると大変(9月24日)。2016/06/16
Charlie
5
成田空港第一ターミナルにある寿司岩の鯖寿司が最高のお土産なんていう耳よりな美味しい情報、洒落たレシピの数々に一気読み。2014/02/23
miwapicco
4
前作に引き続き、「彼」の呼称はなんだか不穏なような、艶っぽい。パリでも和食もなんでも楽しめるものですね。バカンス・ジトのメニューは南極料理人を思い出したー2014/06/01
SS
3
自然体での文章。あとは良い悪い、好き嫌いではなく、それこそ料理・お友達とおなじように相性。2014/05/21
椿
2
新刊コーナーにあったので、なんとなく。作者さんのことよく知らないので先入観もとくになく、読みはじめました。ほんとに食べ物の話ばっかりでした。もうちょっと暮らしの部分が読みたかったかな。あと、やっぱり食の好みが合わないと食べ物エッセイってツライのかも。笑 レシピをみても、そんな食べたいものなくて…;機会あれば他のジャンルのエッセイ読んでみたいかなーと。2014/04/23