幻冬舎文庫<br> やわらかな棘

個数:
電子版価格
¥752
  • 電子版あり

幻冬舎文庫
やわらかな棘

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年06月02日 07時42分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344421455
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

自分を裏切り別の女性との結婚を決めた彼への復讐を誓う晴美、盛大な結婚式を挙げ高級マンションに住むもなぜか満たされない奈那子、子供を育てる自信がもてない母親、亜季。強がったり、見栄をはったり、嘘をついたり。幸せそうに見えるあの人も、誰にも言えない秘密を抱えてる。女同士は面倒くさい。生きるって面倒くさい。だから、みんな一生懸命。

著者等紹介

朝比奈あすか[アサヒナアスカ]
1976年東京都生まれ。2000年、ノンフィクション『光さす故郷へ』を刊行。06年、第四十九回群像新人文学賞受賞作を表題作とした『憂鬱なハスビーン』で小説家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

machi☺︎︎゛

90
連作短編集。朝比奈さんの本は読みやすいけど、内容が深くて濃い。女が心に持っているやわらかな棘をすごく上手に表現してて、強がったり、見栄を張ったり、嘘をついたり、共感できる部分たくさんあった。生きるって面倒くさい。だからみんな一生懸命に生きる。まさにそう思った。2019/04/18

アッシュ姉

83
朝比奈さん初読み。公子先生の書評かエッセイがきっかけで読みたいに追加した本、のはず。たしか、きっと、おそらく。すべて忘れて生きていくワタシ。公子先生、間違えてたら申し訳ございません。やわらかな棘、ときにチクチク、ときにグサグサ。グイグイと読み進めて最終話はきつかったけど、どの話も最後にやわらかな光が見えたようで読後感も良かった。他作品も読んでみたい。2022/01/11

☆ゆう☆

70
連作短編集。主人公が代われば状況も変わり、状況が変われば写し出される彼女たちへの見方が変わる。心に棘が刺さったまま痛みや苦しみを抱えている彼女たち。あまり直視したくない嫉妬や劣等感のような負の感情や、女性ならではの醜い心理が優しく、けれど時に残酷に、絶妙なさじ加減で描かれていた。冒頭の自分を振った彼氏への復讐の話があまりに強烈で、どうなることかと思ったが、その後は程々にやわらかく、希望がみえそうな終わり方も良かった。ただ、若干物足りなさが残るのは、どうしても最初のインパクトを超えられなかったからだろうか。2014/05/22

いしかわ

59
こういう連作短編集は、私達が過ごしている日常や、出会う人々のことを深く考えさせられるから凄く読後感が良い。ミムラさんの解説も、女優なのに文章力が高いので驚いた。私はいつも後書きや解説は読まないけれど、今回は スッと解説に導かれるように読むことが出来た。この物語は、女子がテーマだけれど毒がそれほどなく、タイトル通りの一冊で読みやすい。爽やかな読後感。2014/09/01

choco

52
朝比奈さんを読むのは二作目。4つのストーリーがリンクされている小説。わかるなぁ〜、言葉では上手く表現出来ない見えない棘がこの世の中には沢山ある。強いようで弱いひと。弱いようで強いひと。生きるって大変。だけど死んだら今迄の努力が消えてなくなるような気がする。私は棘を抜きながらも刺さった穴を埋めながらも生きたいな。2015/11/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7941767
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品