内容説明
人生における転機は、いつ訪れるのか。構想8年、執筆に3年。博多大吉が古今東西の偉人・芸人・歌手・アスリートなど、膨大なデータから導き出した、成功を決める「年齢の法則」とは?「マジか!?」と言いつつ、読むとなぜか元気が出てくると評判を呼んだ処女作に大幅加筆。端整な顔をした詐話師・大吉先生の傑作、付録の年齢表も完全収録!
目次
26歳の法則―まえがきにかえて
第1章 将来を暗示する26歳
第2章 もうひとつの時限爆弾型
第3章 世界を揺るがす26歳
第4章 挑戦の果実を得る26歳
第5章 音楽と年齢―ヒット曲と26歳
第6章 漫画家と年齢学
第7章 30代からの年齢学
第8章 革新させる38歳―バラエティ番組の考察
第9章 第X次開花時期の考察
第10章 経験としての26歳
結局のところの年齢学―あとがき
著者等紹介
博多大吉[ハカタダイキチ]
1971年福岡県生まれ。大学の落語研究会で知り合った博多華丸とコンビを組み、福岡吉本第一期生としてデビュー。九州での圧倒的な人気を背景に2005年、東京進出。独自の視点と切れ味あるトークでブレイクしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さおり
50
人生の転機となる年齢について、大吉先生が妄想とこじつけで論じた本。例えば、26歳。それは、ダウンタウンがガキの使いを始めた年。ウンナンがやるやらを始めた年。明石家さんまが2代目ブラックデビルになった年。アインシュタインが相対性理論を発表した年。佐山聡が総合格闘技の礎となるジムを開いた年。野茂英雄、イチローが大リーグ行きを決めた年。長谷川町子がサザエさんの連載を始めた年。などなど。評判が悪かったという長尺のプロレス解説が私はとても楽しかったです。ところでさ、大谷翔平って今、26歳なんだよね。こわいー。2021/06/11
gtn
20
人生の転機となる共通の年齢を見いだし、それを切り口に芸人論、歌手論、漫画家論を展開。それが単なる客観的評論で終わっていない。例えば、FUJIWARAの成功例を辿っているが、同コンビがナイナイの添え物として扱われることを慮る等感情移入が強く、著者自身の立場や心情を代弁しており興味深い。2020/05/26
コロコロ
16
確かにカズがワールドカップに出場できていれば未だに現役ではなかったのかもしれない。博多大吉さんは物事を深く考えずにはいられない性質なのだろう。人生におけるビッグウェーブが僕にはいつくるのだろうか。もしかして乗り遅れてるかもしれないけど。2015/04/17
緋莢
15
2022年2月放送の「アメトーーク あの時何してた?芸人年齢トーーク」の際に、出演していた著者が本を出していると知り、興味を惹かれて手に取った本。ダウンタウンが「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」、とんねるずが「とんねるずのみなさんのおかげです(後におかげでした)」、ウッチャンナンチャンが「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば」を開始したのが26歳。さらに志村けんが「東村山音頭」を発表したのも、明石家さんまが二代目ブラックデビルとなったのも26歳(続く2023/11/07
knockknock
7
75-入院2冊目。FUJIWARAの分析がさすが。頭いいなあ。年齢という分析法も好きなやり方なので面白かった。最後に出てきた本人26歳のときのエピソードが一番驚いたけど。2015/04/17
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