内容説明
高性能勉強ロボ・宇治原史規は、いかにして京大に合格したのか?「まず初めに赤本を解く」「書く。声にだす。歩きまわる」「英単語帳は使わない」「数学は問題と解き方を丸暗記する」など、受験に限らずあらゆる試験に応用可能な勉強法が明らかに!高学歴コンビ・ロザンの菅広文が描く抱腹絶倒小説。
著者等紹介
菅広文[スガヒロフミ]
1976年10月29日、大阪府高石市生まれ。大阪府立大学(現大阪公立大学)経済学部進学。96年8月、高校時代の友人である宇治原史規(京都大学法学部卒業)と「ロザン」(よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属)を結成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
58
宇治原さんはクイズ番組で知っていましたが、相方の菅さんは知りませんでした。読みやすく、文才があるんですね。お二人の勉強法が面白い。特に宇治原さんの歴史の勉強を、暗記ではなく物語として覚えるというのは理にかなっているというのが、今ならわかりますが、受験生時代にはピンとこないというか、効率悪しと思ったでしょう。昭和の時代なら学歴で人生決まったかもしれませんが、平成の時代は何が起こるかみえないから、京大卒で芸人もいいのかもしれない。コンビ仲が良いのっていいですね。2017/08/20
さおり
52
ロザンの菅さんが、宇治原さん(と自分)のことを書いた本。っていうかこれ、小説なんですね。私は頭のいい人が好きなので宇治原さんは好きでしたが、菅さんもうっかり賢かったようです。菅さんは76年生まれで一浪なので、私と同じ年に受験をしたってこと。そっかー。私のまわりもいい大学に受かった子は多かったけど、宇治原さんのように効率的に勉強した子はいなかったな。みんなそれなりに、必死だった気がする。2018/04/17
絹恵
42
愛に溢れていて、あったかくてしあわせな気持ちになりました。人懐っこいその笑顔がとても素敵な菅ちゃんが宇治原さんと出逢い、芸人になるまでの経緯が楽しくわかりました。器用貧乏になってしまいそうな宇治原さんを菅ちゃんが「芸人なれへん?」と誘うことで、一緒にいられる1本の道を作ったのだと思います。ロザンの「道案内しよッ!」の空気感が好きです。これからもコンビ愛を見ていたいです。2015/01/25
gtn
38
なぜ俺のことを書くのかと相方の宇治原は訝るが、本書は相方に仮託した自伝である。なぜなら、相方のインパクトを利用した方が認知されるのに効率がいいこと。もう一つは、浪人生となった自分が大学合格するのを待って、一緒に芸人になろうとしてくれたこと。2020/05/28
ひつじとうさぎ
35
「ロザン」の菅さんが、高校で宇治原さんに出会い、大学受験を経て2人で芸人なるまでのお話。高校時代のエピソードなども面白く、あっという間に読み終えた。「高性能勉強ロボ」宇治原さん(笑)の勉強法や意思の強さは、我が家の娘にも、ぜひ見習ってもらいたい。続編「京大少年」も読まなくては^^♡2015/11/08
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