ラベンダーブックス シンデレラは情熱を夢見て

ジョーダン，ニコール【著】〈Ｊｏｒｄａｎ，Ｎｉｃｏｌｅ〉/森野 そら【訳】

幻冬舎（2013/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 431p／高さ 16cm
• 商品コード 9784344421127
• NDC分類 933
• Cコード C0193

内容説明

１９世紀初頭、ロンドン。アッシュは１０代のころ両親を海難事故で亡くし、ボーフォート侯爵位と財産を受け継いだ。弟のジャック、妹キャサリンに加え、同じ事故で両親を失いトラハーン伯爵となったクイン、その妹スカイを含めたワイルド一族５人の絆はかたく、アッシュはみなを守っている。ところが、ロマンティックな夢物語が好きなキャサリンは、シンデレラになぞらえ、義理の家族からのけ者にされている親友のモアラをアッシュと恋仲にしようとたくらむ。妹の計画にのせられたくはないが、モアラには思いがけず惹かれてしまい、深みにはまっていくアッシュ。ところが、モアラは“王子様”の迎えを求めてはおらず…。伝説よりも大胆に、ホットで官能に満ちたロマンスの幕開け！新シリーズ「伝説の恋人たち」スタート！

著者等紹介

ジョーダン，ニコール［ジョーダン，ニコール］ ［Ｊｏｒｄａｎ，Ｎｉｃｏｌｅ］
軍人の家庭に生まれ、高校生活はドイツで送る。ジョージア工科大学で土木工学の学位を取得後、生活用品メーカーの製造管理部門に８年間勤務し、作家に転身。これまで２０作以上のヒストリカル・ロマンスを執筆し、発行部数は累計５００万部に達す。ニューヨークタイムズ・ベストセラーリストの常連。２００７年にはロマンティック・タイムズのヒストリカル・ロマンス部門功労賞を受賞。ＲＩＴＡ賞のファイナリスト、米国ロマンス作家協会（ＲＷＡ）の年間人気作品賞、１００人以上からなるロマンス小説評論家集団より贈られるドロシー・パーカー優秀賞などの栄誉にも輝く（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ＫＡＺＵ@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》]

最初はちょっと子供っぽいかなっと思ったけど、話が難しくなく、複雑でもないから読みやすく、気がついたら引き込まれていた。求婚のシーンでは、シンデレラを模したとこが、そうきたか！！ やるやん、侯爵d=(^o^)=b 良かった(☆∀☆) 次は義弟かな。一族物は、楽しいわ(^_-)

2019/03/19

[kokorika]

シンデレラになぞられたアッシュとモアラの恋愛だが、甘い感じではない。モアラは自己主張できる女性で、人に頼ることが苦手。そんな彼女に惹かれ、彼女のプライドを大事にしつつ、彼女の父の名誉回復、彼女の愛する馬を取り返すために力を尽くすヒーローがよかった。弟、妹、いことたちの今後の恋愛も気になる。

2019/12/02

[ありす]

侯爵ヒーロー、責任感もあって結構誠実。ヒロインは苦手なタイプで、共感できないこともしばしば。更にヒーローの妹がこれまた面倒くさいキャラで、(でも、彼女がいるからこのシリーズが始まった設定だけど)ちょっぴり期待はずれ感あり。リージェンシーものだからシリーズ通して読むつもりのため、次作品以降に期待。★★★☆☆2.5

2014/01/13

[uni]

久々のリージェンシーシリーズを楽しみにしてました。でも今回はどうしてもヒロインが苦手でした。ヒーローは放蕩者らしい魅力を感じられず、普通に好青年でした。ストーリーも今作は「シンデレラ」、次作は「ロミオとジュリエット」とお伽噺や古典等になぞらえたシリーズのようですが、その筋立てにちょっと無理矢理感があるなぁと感じました。「恋愛戦争」シリーズが好きだったのでちょっと期待しすぎたかな？

2013/12/08

[矢田ふみえ]

妹のおせっかいもあるけど、シンデレラをなぞらえて、結びつけようとする。馬を取り返す。父の名誉を復活させる。任務を取り組むなかで、本物の愛ではないんではないかと思い悩みながらお互いの想いを確認していく。ヒーローも、かっこいい男として、ヒロインも、自分の主張をしっかりする美女としてえがかれていた。

2016/10/10