内容説明
18世紀、英国。伯爵令嬢のキャスリンは強欲なおじの策略により、病院に閉じこめられていた。決死の覚悟で脱出し、逃げつづけた後、高級馬車の荷物入れに身を隠す。そんな彼女を保護したのは、リッチフィールド侯爵ルシアンだった。体を洗い、着替えたキャスリンを見たとたん、ルシアンはその美しさに目を奪われる。そして彼女を城に滞在させるうち、ますます欲望をかきたてられていく。けれど自分には婚約者がおり、やがて結婚する身だと自らに言い聞かせ、衝動を抑えていた。そんなある日、キャスリンを連れ戻そうと警官が押し寄せる。絶望した彼女を力づけるため、ルシアンは熱いキスをし、必ず助けだすと約束するが…。波乱つづきのノンストップ・ロマンス!
著者等紹介
マーティン,キャット[マーティン,キャット] [Martin,Kat]
カリフォルニア大学で人類学と歴史を専攻したのち、不動産仲介業を経て、1985年に作家デビュー。ヒストリカル・ロマンスやロマンティック・サスペンスを中心に50作品以上を執筆、20カ国以上で翻訳されている。モンタナ州ミズーラ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
10
面白かった(☆▽☆) ラストギリギリまで読み応えありヾ(˙❥˙)ノ2023/05/12
矢田ふみえ
2
恐怖が、みえるように展開していく。直感を信じルシアンを頼ったのは正解だったよね。キャスリンの強さは並大抵じゃないね。一人で仕事もし、子育てもする。お金があったからできたと思うけど。医学に燃える知識欲を自分の生き方としてつかめとれる強さがすごいね。2016/05/20
EDAMAME
2
面白かった2015/01/10
kazunorie
2
うわぁ、なかなかヘヴィーな展開でしたね。後見人として姪の財産を使うために精神病院に閉じ込めるおじ。脱走して、おじから逃れるために助けてもらった人を罠にかけるヒロイン。ま、ヒーローも婚約中でありながら気が他所に向いちゃうし。そうでなきゃ、話は始まらんか(笑)やはり注目は面倒くさいおじの始末をどうつけるか。う~ん。こう来るか。2014/05/06
Mei♪
1
9月から読み半端にしてて、また読んだので、なんだか分からないうちに終了。面白かったんだけど、少し物足りなさも。でも、読み直す気にもなれず、終了します。2015/10/03