幻冬舎文庫<br> 憑き歯―密七号の家

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幻冬舎文庫
憑き歯―密七号の家

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  • サイズ 文庫判/ページ数 361p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344420434
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

新設された郷土史資料館に赴任した笹川は、古い蔵から子どもの歯が埋め込まれた人形と謎の紙片を見つけ、それがこの街に度々起こる凄惨な殺人と関わりがあることを突き止める。やがて彼は事件に隠された「黒い歯」という「憑きもの」の存在を知り、感染し続ける呪いの秘密に辿り着くが…。お化け屋敷プロデューサーが描く最恐長編小説!

著者等紹介

五味弘文[ゴミヒロフミ]
1957年長野県生まれ。日本No.1のお化け屋敷プロデューサー。「後楽園ゆうえんち」(現・東京ドームシティアトラクションズ)で、92年から二十年以上にわたりお化け屋敷の制作・演出を手がける。お化け屋敷に物語性を持たせ、入場者参加型の演出を考案するなど、恐怖エンターテインメントの先駆者として知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

38
読友さん御推薦。裏表紙の粗筋読んで土俗系ホラーかなと期待したけど、土俗要素はほとんど無かった。部外者の視線と当事者の視線の両者が絡み合っていて、進行するに従って当事者が追い詰められてくるのは面白かったな。ただ如何せん行為そのものが書かれていないため、部外者の視線からがあっさりしすぎているように感じた。後これをネタに使うホラーは有名なのが大量にあるので、どうしてもそちらと比較してしまう。そもそもの原因がインパクトにかけるため弱く感じるのかな。最後はいくつかツッコミどころはあれど、流れは良かったかな。2013/08/02

空猫

27
お気に入りさんのレビューから。…ある日突然死んだ姉の様に心身とも変わってしまった少女、母の様子もおかしくなり、父は禁忌にじわじわ近づいていって…。考えてみると「歯」ってむき出しの骨だし、それで食べ物(肉)を噛みちぎる訳だからどこか怖いよね。作家ではないので文章や展開が粗いけれど、ザ・ジャパニーズホラーって感じでした。2019/11/06

sayan

24
鈴木光司の作品(例:リング等)を読んでいるようで、ゾクッと感じた箇所数知れず。スプラッターとは大きく異なるけれども、他の感想者も記しているようにじわりじわりと来る怖さがある。読了後、著者が「お化け屋敷プロデューサー」という事を知る。いやぁ…このストーリーのごとく迫り来る「怖さ」で構成されるお化け屋敷は子どものみならず大人にも相当にインパクトあるな。2017/10/15

ちょん

22
ほどよく小気味悪い感じで良いホラー!でも印象には残らないかなぁ(>_<) 作者がお化け屋敷プロデューサーというのに驚きq(^-^q)2018/04/10

ぎん

21
なかなか面白い。ゾクゾクする怖さとグロい怖さで畳み掛ける。でも、センサー付きの監視モニターをそのままにした大家の心境が不可解。2017/02/21

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