内容説明
鹿児島県奄美群島に属する小さな島・美宝島には、都会で傷ついた子供たちが留学生として集まってくる。島で教師として働く夏村千尋は、いじめや不登校に苦しむ生徒たちを次々と立ち直らせ、学校で絶大な信頼を得ていた。しかし彼女には、決して明かせない過去があった―。家族とは？教師とは？それぞれの成長を描くハートフル・ストーリー。
著者等紹介
モトイキシゲキ［モトイキシゲキ］
劇作家。代表作に「コシノものがたり」「日本橋物語」がある。朝日放送「探偵！ナイトスクープ」では構成作家を務めるなど、テレビ・舞台で幅広く活躍中
荒井修子［アライシュウコ］
脚本家。１９７５年生まれ。日本大学藝術学部卒業。ＮＨＫドラマ「ふたつのスピカ」をはじめ、数多くのドラマ脚本を手掛ける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
34
素材は悪くないのだけど、小説表現がダメダメ。もったいないよな。2013/06/25
一五
9
なんちゅうか 有りがちな、事情ある 島留学の子供と教師の話2021/10/25
ち〜
6
好きな感じの設定と読みやすい文体でしたが、物足りなさを感じました。とにかく全てが上手く行きすぎる、人の気持ちはそんな短時間で変わらないよと、ひねくれものの私は思ってしまいました。もうちょっと、ページ数があれば書き込めたのではないかしらと残念でした。2015/09/28
anan
4
書き下ろしのためかさらっと読めた。島の留学生制度は知っているけど、改めて里親は大変だと思った。でも、島の人の思いと温かさと自然が留学生の心をほぐし、大きく成長させる様子は、本当に素晴らしいと思った。2013/06/30
therese : )
3
人の心はたからもの。 だから、人に優しくしたり努力したりするとどんどん磨かれる。でも時々磨くのを忘れちゃう。そんな時もあるけれど、何かの拍子にはっと気づいたらまた磨き始めればいい。2013/08/23
