内容説明
今や旅行作家として広く知られる吉田友和にも旅の初心者時代があった!?付き合いはじめて一か月で結婚を決め、新婚旅行と称して出かけた約二年間の世界一周旅行。その軌跡を涙と笑いで綴った傑作エッセイ。東南アジアに始まり、中国、チベット、インドを経てアフリカ大陸へ。人気旅行家夫婦の旅の原点の記録。
目次
はじめに―エリ
東南アジア―2002年7月5日~8月8日
中国・チベット―2002年8月9日~9月27日
ネパール・インド―2002年9月28日~2003年1月20日
アフリカ―2003年1月21日~4月29日
十年後のあとがき―トモ
著者等紹介
吉田友和[ヨシダトモカズ]
1976年千葉県生まれ。2005年、『世界一周デート―怒涛のアジア・アフリカ編』でデビュー
松岡絵里[マツオカエリ]
1976年京都府生まれ。2005年、『世界一周デート―怒涛のアジア・アフリカ編』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mr.lupin
40
紀行文と言うのか、旅のエッセイと言うのか、自分の中で大好きな分野に入るカテゴリーだが、今回の一冊もメッチャ楽しむ事ができた。著書のお二人が新婚旅行と称して出掛けた約二年間の世界一周旅行。東南アジアから始まり、中国、チベット、インドを経てアフリカ大陸へ。名前位しか知らないような国々も多々出て来たりして、色々な国々でのエピソードが、面白おかしく綴られていた。 またそれの10年後のコメントも中々と味わい深かった。イロイロな国々へ連れて行ってもらえるから、読書は止められないなー ☆☆☆☆☆2022/06/17
TATA
28
順番は逆なんだけど東京出発からアジア、アフリカまでの世界一周道中の前半戦。先に後半戦を読んでた😆。やっぱり旅行はこうじゃなくちゃという山あり谷あり、でも危険は回避しながらといういわば理想的な旅行記。結局海外旅行は不便を楽しむことに尽きるんだよなと改めて思い知ることになりました。いいなあー。2023/11/07
ごま
17
旅行記が好きなので買ってみた本。冒頭で「バックパッカー」とか「貧乏旅行」とか書いてあったので、そういう苦労話とか笑い話を期待して読みましたが、実際のところは、かなり余裕のある旅のようでした。新婚旅行でいきなり世界一周に行ってしまう、という行動力はすごい。ただ、その国の貨幣価値に比べてビザが高いから「違法だとわかっているのに隠れて入国する」という行動は如何なものかと思います。(結局バレてお金を払っていますが、最終的にお金を払ったからOKでしょ、ではなくきちんと責任ある行動をしてほしかったです・・)2013/05/09
*takahiro✩
5
此の手の旅行記に類した本で最後まで一気に読めた本は初めてかも。面白そうだと思って購入しても期待はずれで、読み進められず、だらだらと読むか、積読本となり捨てるのがいつものパターンでした。でも、この本は違いました。読み易いし興味深いし面白い。こんな風に時間を気にしないで、アジアの街にのんびり滞在したい。でも、安宿に泊まるのではなく、それなりのホテルで。2014/05/20
ちゃんとも
5
新婚旅行にバッグパッカーで世界一周した夫婦の旅行記。私は東南アジアが大好きなので、まるで自分が旅をしているみたいにドキドキ、ワクワク。旅に出たい‼2013/06/24
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- 和書
- あらすじで味わう日本文学