内容説明
習作を重ねた時代に影響を受けた作家。自衛隊で泥まみれになりながら気付いたひとかけのパンの贅沢さ。結婚を決めた妻の一言。パリのエルメスで同じコートを二枚買ってしまうほど“爆発”した瞬間。濡れ場が書けない理由。自分がくすだった時にこそ分かる友情。創作の裏側や執筆の快楽、人生の愉しみ方が活気と共に伝わってくる、人生哲学の極意。
目次
白川道 経済によって失われていくもの
中場利一 半分、金出すから買え
鈴木光司 まずは夫婦の仲がいいこと
藤原伊織 小説、涙、ギャンブル
阿川佐和子 僕は人を好きになると愛の言葉を百万回言います
森まゆみ オタクふうに…’97今年の本
中井貴一 ひとり歩きが長いよね
五條瑛 体力こそが小説家になる第一条件です
天海祐希 母娘愛憎
北方謙三 ゼイタクしなけりゃ男じゃない
古処誠二 戦争小説の照準―起床→洗面→仕事→迅速果敢に書くべし
草野仁 馬主はやめられない
丸山あかね 『椿山課長の七日間』の真実
山本一力―時代小説にみなぎる活力
米田雅子 “まちづくり”“国づくり”を語る
菅野覚明 日本原理主義宣言!
著者等紹介
浅田次郎[アサダジロウ]
1951年東京都出身。95年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、97年『鉄道具』で直木賞、2000年『壬生義人伝』で柴田錬三郎賞、06年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、08年『中原の虹』で吉川英治文学賞、10年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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