内容説明
熱くなるなんて面倒くさい、と部活もせずになんとなく毎日を過ごしていた弘樹。だが大学推薦の為に、学園祭で男だけのタカラヅカをやるはめに。集まったのはイケメン王子にコスプレオタク、学年一の秀才と癖のある奴ばかり。彼らは見事ラインダンスを決めることができるのか。男子校を舞台に繰り広げられる、汗と涙と化粧まみれの熱い青春物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちょこまーぶる
69
電車内で読み終わった後に「面白かったぁ~」と声を出して言ってしまいそうになった一冊でした。男子高校生が学園祭で宝塚の「ロミオとジュリエット」を演ずるまでの話なんですが、何となく毎日を過ごしているような高校生たちが、物事に熱くなっていく姿にワクワクしながらページをめくって、若者の熱くなる姿に感動しましたね。でも、個人的には本番に至るまでの若者たちのぶつかり合いとか、一人ひとりの感情の吐露とかにもう少し深く書かれていた方が好みだったかもしれないですね。宝塚ファンの皆様の感想が気になりますね。2017/02/28
ねむねむあくび♪
44
ワカマツカオリさんの表紙につられて読んでみた。…うーん、残念。男子高校生が、最後の学園祭で宝塚歌劇にチャレンジすると言う青春もの。話の運びが性急で、ドラマの脚本感がむき出し…f(^_^;他の方の感想で、ドラマのノベライズと知り納得。朝井リョウさんの『チア男子』のような熱い作品が読みたかったな~。2014/06/04
うにすけ
10
図書館本。いまどきの子らしい展開かなと思うところがあるけど、まさに青春。一所懸命なのは素敵ですね。ドラマ観たかったな~宝塚も一度は観たい。2016/08/31
ち~
7
推薦入試のための作文がきっかけで、文化祭で男版タカラズカをすることになった高校生、弘樹。仲間集め、猛練習の日々、仲間割れ、存続の危機、そして本番へ…と感動の青春もののセオリー通りの展開も、なぜかそれ程、感動できないまま読み終えてしまいました。残念!それでも、弘樹が母親に、舞台メイクをしてもらうシーンは、微笑ましくて好きなシーンです。2014/05/04
アロハ
5
青春!って感じのさら~っと読めるものが詠みたくなって、積本から手に取った。前半から後半まですべて、はしょった感じで進み、最後まで登場人物の名前が覚えられず区別つかず…。もっとしっかりかかれてたらよかったなぁ。2016/06/11
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