内容説明
成功するかしないかは、運や偶然で決まるわけではない。成功には法則がある。本書は、成功の技術論と言ってもいい。その技術さえしっかりしていれば、誰でもビジネスを成功させることができる―楽天グループを築き、多種多様のジャンルで数多くのビジネス集団を率いる著者が、その成功哲学を惜しげもなく公開する人生の指南書。
目次
第1章 10の極意
第2章 自己を鍛える
第3章 敵を知る(対人論)
第4章 組織を動かす
第5章 百戦して勝つ
第6章 世界観を育てる
著者等紹介
三木谷浩史[ミキタニヒロシ]
1965年兵庫県生まれ。88年一橋大学卒業後、日本興業銀行に入行。93年ハーバード大学にてMBAを取得。興銀を退職後、97年2月エム・ディー・エム(現・楽天)を設立。同年5月インターネットショッピングモール「楽天市場」を開設。2000年には株式を店頭登録(ジャスダック上場)。その後、インフォシーク、楽天トラベル、楽天証券、楽天イーグルス、さらには銀行業務等へと事業を拡大。現在、楽天株式会社代表取締役会長兼社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エンジョイランナー
9
成功のコンセプトに続き読了。インターネットを駆使し、買い物を自動販売機化するのではなく、買い物をエンターテイメントとしてとらえ、顧客対商店の売り主とのコミュニケーションを仕組み化して成功をした三木谷さんの言葉は未だに色褪せない。2023/11/29
やまねっと
8
この本では教訓が92ヶ条あるが、言い始めればもっと多いように思う。それでも、92条は多すぎである。本なのである程度分量が必要だが、重ねて書くが僕には多過ぎた。 中には成功者から見た説教じみた事が書かれている。説教は嫌いだ。でも経営者には必要な教訓なので読んでて、なるほどと思う。 書かれた教訓を教訓にするかはその人次第だが、もう少しコンパクトでも良いと思った。2023/02/27
ルル
6
世界進出、という言葉の意味や概念はどんどん薄れていくのだろうな、と思いますね。みんな地球人!2014/11/08
KEN
4
成功のコンセプトに続き、三木谷氏の思考を探るべく、読了。やはり仕事に対する熱意、姿勢は学ぶべきものがある。「夢を現実に変える努力を怠った人間の言い訳」とならないよう、日々努力することの大切さを感じる。2022/08/07
サンノート
4
ネットでは叩かれることも多い三木谷氏だが、イメージよりもまともどころか、立派な人物で安心した。それはまあ、あれだけ大きな集団のトップを張ってるのだから、ひとかどの人物ではあるのだろうが。仕事を前向きにこなすための教えが満載。2014/08/18