内容説明
妹とパリを旅するはずが、到着早々置き去りにされ、呆然と立ちすくむセン。そこに偶然通りかかったパリ在住の日本人女性・アオイは、センが落としたパスポートで足を滑らせ転んでしまう。ヒールを折ってしまったアオイと、パスポートを破損してしまったセン。靴が導いた、恋に迷う女と道に迷う男の運命の恋。おとぎ話のような三日間が始まった。
著者等紹介
北川悦吏子[キタガワエリコ]
1961年生まれ。脚本家。代表作に「あすなろ白書」「愛していると言ってくれ」「ロングバケーション」「オレンジデイズ」など。「ビューティフルライフ」では向田邦子賞を受賞。作詞やエッセイなど、多方面で活躍中。映画「ハルフウェイ」で映画監督デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しいたけ
57
開け放した窓辺で読んでいて、レースのカーテンが風で揺れて私の背中の左のほうに、ほんの少しふれたことが・・・2回ほど。そんな感じでした。実際はほぼお風呂で読んだのですが。「愛していると言ってくれ」とか「ロングバケーション」とかはけっこう好きだったんだけどな。途中ダレて、て・・・もとい、Tさんふうにエロに置き換えて読んだりして遊びました。2016/02/28
ミーコ
51
パリで偶然出会ったセンとアオイの3日間のラブストーリー 素敵な恋の始まり・・・なんだけど 何だか物足りないー。アッサリしすぎてたかな❔ ちょっと期待の方が勝った感じでした。2017/01/28
しょこら★
46
ああ、恋愛映画らしいストーリーだな。ベタベタのあまあまで、靴をきっかけに、パリの街で奇跡みたいな恋をするふたり。近づこうとしたり、でも躊躇って…うまく考えてることが分からない、伝わらない。過去も未来も、知らない。知らないからこそ、素直に、まっすぐ、伸ばした指先でそっと触れる。文体が、やっぱり脚本家だけあってさっぱりしすぎてて、比喩とか、なんか無理につけ加えたって感じで、ちょっと残念、、2014/03/25
かかな
40
大好きな映画のノベライズ本!パリを舞台にした、中山美穂さんと向井理さんがひたすら素敵な映画です。そりゃーパリで向井理に出会ったら好きになるよねって感じ(笑)これといった大事件が起こるわけではないけど、とっても雰囲気のいい作品なのでオススメです。正直、読み物としてはイマイチなのでファン向け小説かも。ラストの電子書籍版の特典写真で心を持ってかれちゃいました。2017/02/23
たるき( ´ ▽ ` )ノ
38
うーん。悪くはなかったけど、良くもなかったかなあ・・・。出だしは割と好きだけど、途中で飽きてしまった(^^;)2017/08/16