幻冬舎文庫<br> 洗面器でヤギごはん―世界9万5000km自転車ひとり旅〈3〉

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幻冬舎文庫
洗面器でヤギごはん―世界9万5000km自転車ひとり旅〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 370p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344418868
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0195

内容説明

世界にはどんな人がいて、どんな食べものがあり、どんなにおいがするのか―。パタゴニアの荒野でご馳走になったランチ、フィヨルドの海で釣ったサバのうしお汁、一見生ゴミなセネガルのぶっかけメシ、思わず落涙したアジアの懐かしい味。自転車旅行だから出会えた“食と人”の思い出。単行本に入りきらなかった20話を大幅加筆した文庫改訂版。

目次

第1章 北米編―極寒のオレンジ(極彩色ケーキ―アラスカ;ジビエハンバーグ―アラスカ;ジャネットのえんどう豆スープ―アメリカ;氷のないコーラ―アメリカ;マイナス二十度のオレンジ―アメリカ ほか)
第2章 南米編―最果てのごちそう(バナナの森のなかで―エクアドル;夜行バスの弁当―ペルー;ペンション西海の日本食―ペルー;野菜スープとアンデスの食堂―ペルー;スープパスタ―ペルー ほか)
第3章 ヨーロッパ編―グルメ国の真実(祝いのメニュー―デンマーク;サバナンパ―ノルウェー;森のブルーベリー―フィンランド;スイーツメシ―ポーランド;テレザのグヤーシュ―ハンガリー ほか)
第4章 アフリカ編―ヤギの香り(サハラに住む人々の食べもの―西サハラ;サハラ砂漠のピザ―モーリタニア;乳と茶―モーリタニア;リソース―セネガル;ヤギと水―ギニア ほか)
第5章 アジア編―郷愁の味(家庭のフルコース―イタリア;ナポリのピッツァ―イタリア;ヨーグルトの国―ブルガリア;ドルマ―トルコ;ヤギ乳ヨーグルト―シリア ほか)

著者等紹介

石田ゆうすけ[イシダユウスケ]
1969年和歌山県白浜町生まれ。旅行エッセイスト。「夢」「相互理解」「食」などをテーマに全国各地で講演もおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

72
世界95000キロ自転車一人旅の第三弾。タイトル通りに彼の旅行中に食べた世界各地の料理にまつわるお話。所変われば品変わる、その国々でいろんな料理があるね。勿論貧乏旅行だから、贅沢な料理はない。料理がメインの話ではあるけれど、やっぱりその時にあった人々との触れ合いが料理の味を左右しているように思える。それぞれの料理にはそれぞれの思い出。料理が美味しければ、その国に対する印象が良くなるっていうのもまた真実。★★★2015/12/29

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

60
自転車で世界一周旅の「食」に重点を置いた作品。『アンソロジー 餃子』を読んで、読みたくなった。ハードな自転車旅の合間にとる食事は、どれも美味しそう(タイの虫スナック以外)。不味いと書かれているものでも、なぜか味わってみたくなってしまう。「食」を通して感じる世界各国の人たちの情に、ほろりとさせられる。2017/03/29

greenish 🌿

47
7年半・9万5000㎞の自転車 世界一周。世界にはどんな人がいて、どんな食べ物があるのか。自転車旅行だから出会えた“食と人”の思い出。痛快旅エッセイの第3弾  ---タイトルが《洗面器でヤギ》だからと言って、先入観を持つなかれ!! 石田さんの知性・野生を持ってして綴られる、世界50カ国の食事情の描写はシズル感いっぱい。日本にいて、本を読むだけでは遠慮したくなるような食事も、現地の風土や文化、人々との交流の中で食すれば、ある種格別なのだろう。 石田さんの感受性豊かな人への眼差しにまた、笑って泣いて・・・。2013/12/17

ホークス

46
元本は2006年刊。自転車で7年も世界中を走った著者の飲食エピソード集。北米と南米を縦断して欧州に飛び、アフリカを巡り日本を目指す。泊まりはテントか安宿。強盗や酷寒に遭い、貧しい家でご馳走になり、初対面の人に助けられる。ポーランドでは生クリームとイチゴジャムのかかった米飯が出てきて降参。ジュースで何度も下痢をする。著者はちょっと無謀なぐらい何でも受け入れる。『千と千尋』に「この世界の食べ物を食べないと消える」という場面があった。土地の物を食べれば、住人の苦しさや楽しみも分かる。そういうやり方もある。2022/02/22

bianca

44
だいぶ寝かせてしまった本。もっと早く読めばよかった。とても面白い。著者の自転車世界一周旅行を“食べ物”のカテゴリーから綴っている。前2作と比較しても、食レポ上手も手伝って、更に人々の熱気や、その土地のにおいが感じられる。やっぱり食は基本なんだ。言葉がわからなくても、同じものを分かち合う、笑い合うという個人レベルの交流から、その人の持つその国の印象が決まってしまうのがわかる。世界平和って根本的にはこういうところからなんだろうと思う。7年4か月の旅。20話追加の文庫本は単行本より断然お得!!2018/08/30

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