内容説明
世界にはどんな人がいて、どんな食べものがあり、どんなにおいがするのか―。パタゴニアの荒野でご馳走になったランチ、フィヨルドの海で釣ったサバのうしお汁、一見生ゴミなセネガルのぶっかけメシ、思わず落涙したアジアの懐かしい味。自転車旅行だから出会えた“食と人”の思い出。単行本に入りきらなかった20話を大幅加筆した文庫改訂版。
目次
第1章 北米編―極寒のオレンジ(極彩色ケーキ―アラスカ;ジビエハンバーグ―アラスカ;ジャネットのえんどう豆スープ―アメリカ;氷のないコーラ―アメリカ;マイナス二十度のオレンジ―アメリカ ほか)
第2章 南米編―最果てのごちそう(バナナの森のなかで―エクアドル;夜行バスの弁当―ペルー;ペンション西海の日本食―ペルー;野菜スープとアンデスの食堂―ペルー;スープパスタ―ペルー ほか)
第3章 ヨーロッパ編―グルメ国の真実(祝いのメニュー―デンマーク;サバナンパ―ノルウェー;森のブルーベリー―フィンランド;スイーツメシ―ポーランド;テレザのグヤーシュ―ハンガリー ほか)
第4章 アフリカ編―ヤギの香り(サハラに住む人々の食べもの―西サハラ;サハラ砂漠のピザ―モーリタニア;乳と茶―モーリタニア;リソース―セネガル;ヤギと水―ギニア ほか)
第5章 アジア編―郷愁の味(家庭のフルコース―イタリア;ナポリのピッツァ―イタリア;ヨーグルトの国―ブルガリア;ドルマ―トルコ;ヤギ乳ヨーグルト―シリア ほか)
著者等紹介
石田ゆうすけ[イシダユウスケ]
1969年和歌山県白浜町生まれ。旅行エッセイスト。「夢」「相互理解」「食」などをテーマに全国各地で講演もおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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