内容説明
王子警察署生活安全課に勤務する南條達也は、殺されたはずの恋人・真理子が実は生きていたことを知る。だが九年ぶりの再会を果たそうとした瞬間、真理子は南條の目の前で何者かに拉致されてしまう。同じ頃、在日中国大使館の正門にダンプカーが激突。運転席の足もとには、人間の死体が横たえられていた。復讐と贖罪を描く大人気警察小説最終巻。
著者等紹介
弐藤水流[ニトウミズル]
1966年福岡県北九州市生まれ。辻調理師専門学校卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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YH
5
これ以上長いとさすがに、と思っていたけど、なんだかちょっと尻すぼみ感が否めない。登場人物も多く、しかも過去に曰くある人物がかなりいたため、収拾がつかなくなった感があるように思えた。しかし、まだ作品が少ない作家にここまでの長編を書かせることをOKする幻冬舎って太っ腹だなあ。2012/06/11
terukravitz
3
図書館本★☆☆☆☆2022/12/03
クルミ
3
これが最後ですね。中国の政治家まで出てきて、どうなるか?と思いました。留学時代の恨みをここまで持ち続けて、一方は国の為にと。南條は頑張ったと思うけれど、沢山の人が犠牲になってしまった。ヤクザも怖いけれど、警察組織も怖い。2018/09/02
チェス
2
終わったー!スピーディーで面白かった!2025/04/23
YH
2
ユキとか財前のエピソードはいらないような感じ。あと最終巻は人があっさり死に過ぎ。再読すると粗が目立つ。 2019/09/28




