幻冬舎文庫<br> 神の手〈上〉

個数:
電子版価格 ¥717
  • 電書あり

幻冬舎文庫
神の手〈上〉

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年03月19日 17時09分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 446p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344418608
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

21歳の末期がん患者・古林章太郎の激痛を取り除くため外科医の白川は最後の手段として安楽死を選んだ。だが章太郎の母・康代はそれを告発した。殺人か過失致死か。状況は限りなく不利だったが謎の圧力で白川は不起訴に。背後に蠢く安楽死法制化の画策と世論誘導。マスコミを使って阻止を図る康代。白川は困惑しつつも激流に呑み込まれていく。

著者等紹介

久坂部羊[クサカベヨウ]
大阪府生まれ。大阪大学医学部卒業。作家・医師。2003年、小説『廃用身』(幻冬舎)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobby

96
さすがの久坂部作品、重いテーマを一気に読ませる。外科医・古川が21才青年の壮絶な苦闘から助けるために苦渋で選択した“安楽死”の決断。それをめぐり違法・殺人を訴求する家族・法律・マスコミ、一方で彼をヒーローに祭り上げる面々。いつの間にやら“安楽死”推進派と反対派のせめぎ合いに翻弄される。そこに現場として必死に向き合った想いは全く重ならない。まだまだ明かされていない“センセイ”の正体やタイトル『神の手』の意味を求めて下巻へ。2016/03/31

アッシュ姉

89
安楽死の是非を問う医療ミステリ。安楽死法の制定をめぐる推進派と反対派の攻防。医師や政治家や官僚の思惑が入り乱れ、日本医師会を解体して新たな協会の発足、医療庁の設置など、相変わらず斬新な設定で読む手が止まらない。日本の医療の支配を目論む真の黒幕は誰か。この先どんな展開が待っているのか、急いで下巻へ。2016/04/11

GAKU

67
安楽死がテーマの作品だが上巻の中盤あたりから、安楽死推進派の団体JAMAや反対派の団体、さらに政治家も絡んできたり、予想していた内容とは違う感じでちょっと中だるみ。下巻に期待。2018/01/08

aqua_33

63
末期ガン患者の壮絶な苦痛に対し安楽死という苦渋の決断をした医師白川。これが呼び水となり安楽死反対派と推進派の間で論争が巻き起こる。無理な延命による患者の悲劇は現役医師久坂部さんが書かれているだけあってリアル…。現行の医療制度にメスを入れるような提案をしたJAMA。それに反対する全日医師会。何だか患者が置いてきぼりにされてる感満載の読後感。《2017年270冊目》2017/12/30

オカメルナ

62
優秀な外科医の白川は、末期癌の激痛に苦しむ21歳の青年・古林を救うために安楽死を選んだ。彼は決して安易に安楽死を選んだわけでない。ところが、母親から殺人として訴えられる。マスコミを巻き込み、警察の取り調べを受け、病院からも疎まれる。四面楚歌の白川を救った人物とは?安楽死、この大きな問題を現役の医師である久坂部氏が読者に問題提起しているようだ。下巻へ。2016/02/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4985775
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。