幻冬舎文庫<br> あれから

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幻冬舎文庫
あれから

  • 矢口 敦子【著】
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  • 幻冬舎(2011/10発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 342p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344417571
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

高校一年の千幸は、父が電車内で痴漢を働き、咎めた男性を線路に転落死させたと知らされる。妹の夕美と協力し、父の汚名を晴らそうと独自に調査した千幸だったが、叶うことなく家族は崩壊する。十年後、看護師として働く彼女の前に過去を彷彿させる女性が現れ、明らかにされた慟哭の真実。その時、千幸の胸に去来した想いは…。長篇ミステリ。

著者等紹介

矢口敦子[ヤグチアツコ]
1953年北海道生まれ。病気のため、小学校五年で通学をやめ、通信教育で大学を卒業する。97年「人形になる」で女流新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chimako

59
【辛口】「あれから10年たったのだ」とはじまる。何から?真実を解き明かしながらすすむ物語。有りがちだと感じてしまうのはなぜだろう?命を絶った父も妹も気の毒だが何とも惜しい。残される者を思いやる気持ちが欲しかった。本当の加害者となる女性の生き方にも違和感があり、その母親は理解の範疇にはない。途中から先が読める展開と鍵を握る青年の余りにも安易な、そして情けないその場しのぎにうんざりする。簡単に人が死ぬ小説はやはりどこか都合が良すぎる。こういう話が好みではないということか。2015/05/14

Atsushi

30
父親の冤罪をきっかけに崩壊した平凡な家族。10年後に明らかになった真実とは。期待の初読み作家さんも読後感はいまひとつだった。前半活躍の妹がまさかのフェードアウト。父は残される家族に思いを馳せなかったのか。明るい未来を想像させるラストに少しだけ救われたかも。2021/07/31

キラ@道北民

25
読友さんから頂いた本。『償い』ぶりの矢口作品でした。父の事件の真相を探る姉妹の動きに一気に話にのめり込みましたが、その後何故次々と家族が死ななければならなかったのか、腑に落ちず読了。千幸が幸せをつかめそうなラストが救いでした。こんな話を描く方だったかな?と『償い』の再読と他作品も読んでみたいと思いました。2015/11/10

22
ある日突然、加害者家族になってしまう。家族を信じていたのに。展開が気になり一気に飲み干した。後から後から、どうしようもない悔しさが込み上げる。誰かを責めることが出来たらどれだけいいだろう。自分がどれだけ辛いか不幸か考えて、自分を見ないで流れに身を任せて生きる。自分の言葉しか誰かを救えない、そのためには自分を削らなければいけない。醜い部分を差し出さなければいけない。その時、本当の意味で自分自身を許して生きていくことが出来るのだろう。なくなったものばかり追い掛けないで、許す自分に誇りを持って、歩いていける。2011/12/20

ゆみねこ

11
高校1年生の千幸は、父が電車内で痴漢を働きそれを咎めた男性を線路に転落死させたと知らされ、中3の妹とともに父の汚名を晴らそうとする。転落死した野中という学生は本当に正義感の強い人間だったのか?10年の時を経て、明らかにされた真実は?私はこういう展開のストーリーは面白いと思った。千幸と瑞江に明るい未来が開けるようにと願って読了。2012/02/19

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