幻冬舎文庫<br> 天帝のはしたなき果実

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幻冬舎文庫
天帝のはしたなき果実

  • 古野 まほろ【著】
  • 価格 ¥1,089(本体¥990)
  • 幻冬舎(2011/10発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 765p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344417533
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

勁草館高校の吹奏楽部に所属する古野まほろは、コンテストでの優勝を目指し日夜猛練習に励んでいた。そんな中、学園の謎を追っていた級友が斬首死体となって発見される。犯人は誰か?吹奏楽部のメンバーによる壮絶な推理合戦の幕が上がる!青春×SF×幻想の要素を盛り込んだ、最上かつ型破りな伝説の本格ミステリ小説が完全改稿され文庫化。

著者等紹介

古野まほろ[フルノマホロ]
東京大学法学部卒。リヨン第三大学法学部第三段階「Droit et Politique de la Securite」専攻修士課程修了。フランス内務省より免状「Dipl^ome de Commissaire」授与。2007年、故・宇山日出臣氏が発掘した最後の新人として有栖川有栖氏の絶賛を受けた『天帝のはしたなき果実』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

352
ノベルスで読んだ時とだいぶ印象が違うような…と思っていたら、全面大幅改稿らしい。黒死館っぽさは減じられたものの、青春風味はアップしている印象。とは言っても、詳しく内容を覚えていた訳ではないので、まっさらな気持ちで楽しめた。後半の超展開は理屈が専門的過ぎて辻褄が合っているのか良く分からないが、ソレはそういうものだとして、推理小説的な部分では、推理合戦はかなり面白かったものの、数列の暗号の部分は結構流し読みしてしまった。読者を選ぶが、衝撃の一作なのは確実。紙谷伸子はセーラー服シリーズの紙谷とどう繋がる?2017/05/03

セウテス

72
天帝シリーズ第1弾。舞台は日本帝国が存在する、パラレルワールドの一つ。勁草館高校吹奏楽部が、大会優勝を目指して活動する真っ只中で殺人事件が起こる。色一つ取っても基督降誕祭色に、ヴァイナハツファルベとルビを打ち読ませるなど、強いこだわりの特徴がある。ガンダムやジョジョ系の知識が在ると会話の内容や笑い処が解るが、好みが完全に別れる作品だろう。ミステリとしては主な登場人物による推理合戦に、本格の面白さがある。ただし青春物としても、金持ちの特権階級の日常を当たり前としており、結果感動や説得力に繋がらないと感じる。2017/12/25

流言

67
第35回メフィスト賞受賞作。いい意味でも悪い意味でも強烈なメフィストの香りが漂う、強烈なデビュー作。それが推理小説として必要なファクターなのか、それとも物語作品を彩るエッセンスに過ぎないのか判断しきれないほどの情報量の多さに困惑し、なかなか発生しない事件にやきもきし、急にロジカルになる推理パートにペースを乱されて、最終章の意外な展開にページをめくる手が早まった。どうにも作風が肌に合わず、推理としての意味のないフレーバーだと思う部分は飛ばし気味に読んでしまったが、再度読み返すと新たな発見もあるかもしれない。2015/11/16

ヒロユキ

55
以前のノベルズ版は中身に引き込まれる反面、同時に読みづらい部分もあった。新訳版はその部分が適度に薄められていてだいぶ読みやすくなっていました。薄くなったといってもあの膨大なルビや言葉の装飾、過ぎるほどに綿密な推理シーンは健在です。引き続きのシリーズ刊行楽しみで仕方ないです。2011/10/22

藤月はな(灯れ松明の火)

52
新訳として文庫化されたと知ったのである意味、再読です。正直に言うと血が流れようとも理不尽で傷つこうとも恥を曝そうとも歯を喰いしばって生きていかなければならない現実を受け止め自分勝手且つ自意識過剰で自殺願望者なのに死にきれないまほちゃんが大っ嫌いです。でもあの圧倒的な知識と本薀蓄、森茉莉または鴎外、澁澤龍彦ばりの外国語と日本語の調律、ギャルゲー的展開は除く世界観は好きなんです(-_-;)本格ミステリー、探偵愛好家または悪意ある言い方では自分とは関係ない事件への出歯亀、強姦魔共へこの本書を捧ぐ。原書、読みたい2011/11/05

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