内容説明
19世紀初頭。英国人紳士のピーターは少年時代、海賊に誘拐され、トルコで7年間も性奴隷とされた過去を持つ。そのため、男女どちらとも愛し合える身になっていた。ある晩、ピーターは同性愛者であるピーチャム卿との賭けに負け、頼みごとをされる。ピーチャム卿とその妻アビゲイルとのあいだに入り、夫妻がベッドをともにできるよう、手ほどきしてほしい、と。だが、ピーターがアビゲイルに性愛の悦びを教えはじめると、彼女はピーターに心まで奪われるようになっていく。一方、誘拐以前の記憶がなく、自分がどこの誰かもわからぬピーターに、母親らしき人物の情報が入る。自らの出生の秘密が明かされていくなかで、ピーターは人間不信をつのらせ、すべてに背を向けてしまう。アビゲイルの愛からも。胸の張り裂けるような、エロティック・ロマンスの傑作。
著者等紹介
ピアース,ケイト[ピアース,ケイト][Pearce,Kate]
イギリス生まれ。現在はアメリカのカリフォルニア州サンラモン在住。米国出版社ケンジントンによるエロティック・ロマンスのレーベル「Aphrodisia」の人気作家として多数執筆。『背徳のレッスン』で日本デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Masami🖤
10
『マダム.ヘレーネの悦びの館』シリーズ2作目。前作にも登場したピーター&ビーチャム卿(ジェームズ)&その妻アビゲイル❤️前作を読んで多少免疫を付けたつもりでしたが、今回もBLに3Pに調教プレイの嵐で、ホット大好きなMasamiの読むペースが珍しくダウン…(¯∇¯٥)このシリーズ、BLメインのようなので、お好きな方にはおすすめ❤️ピーターの過去も明らかになり、ビーチャム夫妻の夜の手ほどきも完了し一件落着したけど、終盤にチラッと出てきたアンソニーにミンショム卿が気になる~(〃ω〃)2017/05/06
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
6
幸せの形は、人それぞれ違うのだろくけど、ピーターには、普通の恋愛をして結婚して、子供をもうけて欲しかった。ホットシーンはBLが多くて、初めて読む種類でした。やっぱり恋愛は、男と女がいいな(^_-)2015/03/19
shushu
1
結構このシリーズ気に入ってたんだけど、ラベンダー、なくなっちゃたのよね2015/11/08
すっちゃん
0
⭐️⭐️⭐️2016/08/26
ちゃろ
0
⭐⭐⭐エロティックな描写が多いけどピーターの人間性の成長していく様子がきちんと描かれているので嫌じゃない。2013/11/14