内容説明
３０歳独り身の寂しさから、まだ出会ってもいない「未来の恋人」へ向けて書きはじめた妄想日記。彼女のために貯金を始めて得意がり、自分を好きな理由を不安げに尋ねては、君はいつ現れるの？とすねてみせたり、日日綴られる架空の彼女への赤裸々な愛のメッセージの数々…。怖すぎる、でも面白い。不思議と心に染みる妄想純愛文学誕生。
目次
１冊目 ３０歳冬（約束；君のために ほか）
２冊目 ３０歳春（もし；風邪 ほか）
３冊目 ３１歳夏（部屋；ローン ほか）
４冊目 ３１歳秋（阪神優勝；一人 ほか）
５冊目 ３１歳冬（恋；まっ白 ほか）
６冊目 ３１歳春（公園；お金 ほか）
著者等紹介
八木真澄［ヤギマスミ］
１９７４年、京都府生まれ。立命館大学卒。９４年に高校の後輩である高橋茂雄とサバンナを結成。若者を中心に人気を博す。近年は、東京に活躍の場を広げ、数多くの番組に出演。また「謎のノート」を書き記していることでも知られる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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玲
2
大好きなサバンナ八木さんの日記……手紙風？小説。 まだ見ぬ未来の結婚相手『君』への想いを綴った、一見『え！？』って思う内容。 私はこういう書き方大好きです。 私も実はこれ系の事を学生時代に書いていたから。 当時の事を思い出しながら読みました。 四季の描写が美しいです。 内容は面白いです。 人によっては引くかも……笑 八木さんの他の本も読みたくなりました(*¨̮*)2019/01/06
雨音
0
誤字はともかくとして、文章が思った以上に読み易く、上手くてびっくりした。調べたら大学生の頃から毎日日記を綴っているらしく、継続は力なりなのかなと思った、元々文才がある方なのかもしれないですけど笑。内容はとてもピュアで、飾らずまっすぐでとても甘酸っぱい気持ちになった。純水。2017/03/08
micari
0
【40】初めは妄想っぷりが可笑しくて仕方なかった。でもだんだん「まだ見ぬ君」が存在しているような気になってきて…。八木が愛に満ち溢れたステキな人に思えてしまって「あ。妄想日記だった！」と思い出し「キモっ！」を繰り返す。ほんとに八木は純水(笑)2011/10/22
yasu504
0
TV番組で言ってたので、八木が「まだ見ぬ君へ」という日記をつけているというのは知ってたが、まさか書籍化されてるとは。読んで見ると八木の純粋さと面白さで声を出して笑うことも。読みやすくて良かった。2011/10/17
あずき抹茶
0
私もかなりの妄想をするタイプだけど彼にはかなわないと思いました。こわっ！きもっ！と思いますが、きっと彼は悪い人ではないと思います。あまり目立たない方の彼ですが、ちょっと彼を影ながら見ていてあげたい感じもします。そんな彼の心理がわかるちょっと変わった一冊です。案外ピュアでロマンチストで面白かったです。2011/10/13
