幻冬舎文庫<br> 渚の旅人―かもめの熱い吐息

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幻冬舎文庫
渚の旅人―かもめの熱い吐息

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  • サイズ 文庫判/ページ数 398p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344416758
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0195

内容説明

福島県相馬市、福島県いわき市、宮城県女川町、宮城県石巻市―2011年3月11日の東日本大震災前に著者が旅した東北。そこで出会ったのは住民達の優しさだった。彼らの穏やかで丁寧な暮らしぶりとともに、震災後の今だからこそ伝えたい、そして取り戻さなければならない美しい風景やおいしい特産物など、東日本の魅力を書き綴った旅エッセイ。

目次

第1章 うみねこ(福島県相馬市→福島県いわき市;福島県いわき市→茨城県北茨城市 ほか)
第2章 うつぼ(青森県平内町→青森県大間町;青森県大間町→青森県八戸市 ほか)
第3章 ひとで(青森県平内町→青森県五所川原市;青森県市浦村→秋田県八竜町 ほか)
第4章 いそぎんちゃく(山形県酒田市→山形県温海町;山形県温海町→新潟県出雲崎町 ほか)
第5章 やどかり(富山県富山市→石川県珠洲市;石川県珠洲市→石川県加賀市 ほか)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小梅

91
日本列島の渚を一周回る企画の紀行文の東日本版。図らずも震災前の東北の海岸を丹念に取材しています。同行してるカメラマンの浅野さんの写真が見たい!この取材で森沢さんと浅野さんが出会った素敵な人達の安否が気になります。来年の3.11に読み返したいと思いました。2017/05/14

ポチ

62
震災前に東日本の海岸線をぐるりと周った紀行文。その地域での美味しいもの、珍しいものなどの紹介や、人情たっぷりの優しい人達との楽しい会話、ほのぼのとします。…復興を祈っています。2018/01/02

Tomokazu Kumada

20
作家「森沢明夫」さんが、雑誌『オーシャンライフ』の連載企画でカメラマンの「浅野」さんと2人で日本の海岸線をぐるりと一本の線で繋ぐという旅を始めた2003年から7年間もの歳月をかけて本州一周を終えた、その旅の様子を纏めて出版されたシリーズの、序盤の部分を文庫化した1冊です。この本に収録されているのは千葉県船橋市~福井県高浜町までの海岸線を旅して出会ったその土地の人々・美しい渚の風景・美味しい食べ物・2人の下らないやり取りも楽しい旅エッセイ本。*この本の印税は全て東日本大震災の被災地復興支援の為に寄付されす。2013/04/15

mamasaku

18
観光旅行ではなく、地元にすっと溶け込んでしまうこんな旅は羨ましい。受け入る地元の人の温かさも、懐にすとんと入る森沢さんも素敵。美味しそうなものもいっぱい!ただ、個人的になぜかエッセイのたぐいはなかなか読み進まなくて・・・。時間がかかった。2018/07/29

かんちゃん

15
東北、北陸の海岸沿いを旅する森沢さんとカメラマンの浅野さん。海の幸を堪能しながら、地元の人たちとの触れ合いを楽しむ。実に贅沢な旅だ。笑いに包まれ、美酒に酔う。肴は旨い。ぜひお供させてほしいものだ。読友の皆さん、一緒に旅に出ませんか?2015/04/05

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