内容説明
1818年、ロンドン。ハミルトン家の末娘グレイスは、爵位ある男性との結婚を夢見ていた。ある晩、貴族である友人の手を借りて、社交パーティーに参加する。抜きん出た美貌のグレイスに誘いをかけたのは、ライダメア侯爵の後継者ウェズリー卿だった。熱心なプロポーズに折れてしまい、処女を捧げてしまうグレイス。だが、それは卑劣なゲームだった。もはや理想の結婚は望めない…悲歎にくれる彼女の前に現れたのは、海賊であり、追い剥ぎの危険人物デヴリン・シャープ。ウェズリー卿の兄にあたるが婚外子であるデヴリンは、ウェズリー卿に屈辱的な罰を与える。グレイスはウェズリー卿をこらしめてくれたデヴリンに惹かれはじめる。悪党呼ばわりされるデヴリンの肉体は、大柄で力に満ちあふれていた。迷いを捨てたグレイスが新たに歩みはじめる、官能と冒険の歴史ロマンス。
著者等紹介
ペイジ,シャロン[ペイジ,シャロン][Page,Sharon]
大学で工業デザインを学んだ後、地元オクラホマの企業で研究開発の仕事に携わる。そのかたわら少しずつ執筆を始め、2003年に「A Gentleman Seduced」でデビュー。以後エロティック・ロマンスや中編小説を執筆。卓越した官能表現のみならず、巧みなプロットと豊かな人物造形で称賛を得る。日本初登場を飾った『罪の夜への招待状』(原題『SIN』)で、National Readers’ Choice Awardのエロティック・ロマンス部門最優秀賞を受賞。また、2008年には、『黒いシルクの秘密』(原題『BLACK SILK』)で米国ロマンス小説専門書評誌「ロマンティック・タイムズ」の最優秀ヒストリカル・エロティック・ロマンス賞を受賞、2009年には同誌の表紙に登場し、“エロティック・ロマンスの新女王”と評された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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